更年期の症状【動悸・息切れ】

激しい運動をしていないのに胸がドキドキする

じっとしているときに胸がドキドキする

夜、寝ているときに胸がドキドキする

突然脈が速く・大きくなる

更年期世代には、動悸・息切れの症状を感じる方が多くいます。

心臓の先生に診てもらった方がいいのか不安になってしまう症状かもしれません。

動悸・息切れは具体的にどのような症状が含まれるのか、そして原因や対策についても今回は学んでいきましょう。

目次

動悸・息切れは本当に更年期症状?

更年期の動悸・息切れを引き起こす原因は、主に2つのものが考えられます。

①更年期症状

更年期になると卵巣の機能が低下し、分泌されるホルモンが減少してきます。

するとホルモン分泌を司る脳が混乱し、ホルモンバランスや自律神経が乱れがちになります。

そのため動悸、息切れといった全身の不快な症状がでてきます。

更年期の動悸の持続時間は個人差があり、すぐに治まる場合もあれば、長く続く場合もあります。

②心臓や血管の異常

動悸や息切れを引き起こす原因として考えられるのが心臓や血管の異常です。

  • 激しい胸・背中の痛み
  • めまい
  • 冷や汗
  • 脈の乱れ(早い・遅い・飛ぶ)
  • 呼吸困難
  • 失神

もしこうした症状がある場合は心臓や血管の異常を疑い、すぐに医療機関を受診しましょう。

更年期の動悸・息切れを感じたら

病院での検査

具体的な検査項目は病院によって異なりますが、主な検査方法は次の通りです。

  • 問診
  • 血液検査
  • 心電図
  • 心エコー
  • 甲状腺ホルモン検査
  • 胸部レントゲン検査

各種検査で特に異常がない場合は、更年期症状の可能性が高まります。

セルフケア

深呼吸

更年期の動悸が始まったときは、落ち着いて深呼吸(腹式呼吸)してみましょう。

深呼吸には自律神経を整える効果があるため、動悸症状の軽減が期待できます。

自律神経を整える

更年期障害の原因は、多くの場合、自律神経の乱れです。

自律神経を整えることで更年期障害の軽減が期待できます。

適度な運動

自律神経を整えるには適度な運動がおすすめです。

代表的なのはウォーキング・ストレッチ・水泳などの有酸素運動です。

あるいは、筋トレなどのハードワークも自律神経の改善に役立ちます。

アロマテラピー

アロマテラピーに使う精油には、自律神経を整える効果が期待できます。

入浴

自律神経を整えるには、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのも効果的です。

長風呂や熱湯はかえって自律神経を乱すおそれがあるため控えましょう。

質のよい睡眠

自律神経を整えるには、質のよい睡眠を心がけましょう。

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