【更年期のリアルボイス】家族や周囲の人が知っておくべき、傷つける言葉と嬉しい対応

「みんなそうだよ」
「更年期だからイライラしているんじゃない?」
何気なく言われたひと言に、傷ついたり、何も言えなくなったりしたことはありませんか。
または、こんな言葉を何気なく言ってしまったことはありませんか。
体調がすぐれないとき、身近な人にわかってもらえないことが、さらにつらさにつながることもあります。一方で、さりげない気遣いや、いつもと変わらない接し方に救われることも。
TRULYアンバサダーの皆さんに、更年期に向き合う中で実際に経験した体や心の変化やふとした瞬間の気づきなど、リアルな体験談を伺う「更年期のリアルボイス」。
第5回目は、アンバサダーの皆さんに「周囲からされてつらかったこと、助かったこと」を伺いました。
Q 更年期の時期に、周囲のどんな対応がつらかったですか?
今回のアンケートで最も多かったのは、「体調が悪いことを理解してもらえない」という回答でした。

不調そのものに加えて、つらさが周囲に伝わらないことや、いつもと同じように振る舞うことを求められる難しさがうかがえました。
Q 更年期に「言われてつらかった言葉」や、嫌だった行動を教えてください。
<「みんなそうだよ」と軽く流されてしまう>
Y.Aさん「みんなそうだよ」と言われること。



更年期の体調不良について説明する前に、「はいはい」とあしらわれる言動に落ち込みます。



母に相談しても、自分も大変だったとか、発汗がひどくて悩んでいると言っているのに、自分は一切顔に汗をかかないとか、自分の話ばかりされたこと。
同じ経験をした人の話が心強いこともあります。でも、つらさを打ち明けたときには、まず「今の自分の話」を聞いてほしいですよね。
励ますつもりの言葉でも、話がそこで終わってしまうと、かえって寂しさが残ることもあります。一人ひとりの経験が違うからこそ、その人が今感じているつらさに、耳を傾けることを大切にしたいですね。
<何でも更年期に結びつけたり原因を決めつけたりされる>



更年期の年齢に近くなってくると、いろいろな場で、医師や病院でも更年期を基準に話されます。職場では、部下に注意しているとき、冗談で「更年期だからイライラしている」と言われました。



「子どもを産んでいないから、更年期がつらいのかもね」と言われたこと。
つらさを伝えたときに、年齢や出産経験だけで理由を決めつけられると、「私の話をちゃんと聞いてほしかった」と感じますよね。まずは、その人が何に困り、何を伝えようとしているのかに耳を傾けたいですね。
<身近な人に理解してもらえない>



体調が悪くてご飯が作れず、冷凍食品が続いたときに、娘に「ちゃんとしたご飯が食べたい」と言われてつらかったです。



ちょっとした休憩が、サボっているように思われたこと。



夫に、女性の更年期はどんなものかをわかろうとしてもらえなかったこと。



治療してるんだねー、と病人のように腫れ物を扱うように見られたこと。
いつも通りに家事ができないことや、小休憩をとりたくなることなど、その理由が周囲に伝わらず、理解してもらえないと感じる場面が見られました。これまでにも続いていた日常の中の場面だからこそ、周囲の人はその変化を理解しにくいのかもしれません。


Q どんな対応が助かりましたか? どうしてもらえると嬉しいですか?
<さりげない声かけや日々の手助け>



「大丈夫ですか?」のような、さりげない心遣いがあるだけで救われます。



母が理解があり、実家に行くとご飯を食べさせてくれること。
<本人任せにせず理解しようとしてくれる>



わかろうと調べてもらって理解してもらった上で、無理なことや嫌なことを要求してこなければ嬉しかった。



共感してくれる、人それぞれの症状の違いがあることを理解してほしい。どうしたら症状がよくなるかを調べたり一緒に考えたりしてほしい。



今、自分がどのような状態かいつもと違うことを聞いて欲しかった。更年期について知ってもらい受け入れて対応してもらえると助かる。



共感してもらえると嬉しくなった。身体がしんどいのに更年期の説明や身体の状態を伝えるのはつらい。
<そっとしておくこと、普段通りに接すること>



何も聞かず、そっとしておいてほしいです。



普段通りにしてくれる人が、一番ありがたいです。
さりげない声かけや食事の手助けに加え、更年期について自ら調べ、一緒に考えてくれることが支えになっていました。その一方で、そっとしておいてほしい、普段通りに接してほしいという声も。
望む対応はそれぞれですが、自分の状態や気持ちを理解し、受け止めてほしいという思いが共通していました。




Q 周囲の人に、知っておいてほしいことはありますか?
<見た目ではわからないつらさがある>



見た目はしんどそうに見えなくても、実はつらいこともあるんだよ。



思ってるより辛い症状がある。



心の状態の変化が起こり、過去にできてたこともできなくなることは大いにある。
<自分の経験だけで判断せず、否定しないでほしい>



個人の経験と一般的な症状は違うと理解すること。



すべてのことを更年期として理由づけしないでほしいです。そうではないことも多々あります。



症状には個人差、体調の波がある。個人ではコントロールできない。
<世代や性別を超えて理解が広がってほしい>



更年期がどういうものか一般常識レベルでもいいから知ってほしい。今の時代の更年期をもっと知ってほしい。



更年期は女性だけのものではなく、男性もなるもの。人それぞれ更年期の時期は異なると思うが、一般的に言われる年齢に近くなってきたら、お互いに理解と許容できるようになるといいなと思う。



更年期の症状は人それぞれ。初歩的な質問は体調崩してるときはしないで欲しいなと思います。
見た目ではわからないつらさや体調の波を知り、自分の経験だけで判断しないでほしいという声が寄せられました。
また、何でも更年期に結びつけず、その人の状態を理解してほしいという思いも見られます。
本人に説明を求めるだけでなく、周囲の人たちも更年期について知り、世代や性別を超えて理解を深めてほしいという願いがうかがえました。
更年期の人への接し方は目の前の人の声を聞くことから
今回の回答からつらさを軽く扱われることや、話を聞かずに決めつけられることへの戸惑いが見えてきました。
何気なく伝えた言葉や、相手のためを思ってかけた言葉が、受け取り手にとってはつらさにつながってしまうことがあります。また、「寄り添って欲しい」という声の一方で、特別なことはせず、普段通りに接してもらうほうが支えになっている方もいらっしゃいます。
何がうれしくて、何が負担になるかは、人によって違います。
自分の経験や思い込みで判断せず、目の前の人が伝えようとしていることを受け止めていくこと。その積み重ねが、安心して過ごせる関係につながるのではないでしょうか。
TRULYでは、これからもアンバサダーの皆さんのリアルな声を通して、更年期を迎えるご本人と、その周りの方々に役立つヒントをお届けしていきます。
アンケート概要:
TRULYアンバサダーアンケート(2026年9月実施)
40〜50代女性12名

















