【体験談】更年期のセックスで悩んでいることはありますか?
いくつになってもセックスに関する悩みは尽きないものですが、他人にはなかなか相談しにくい話題ですよね。とはいえ、実際は多くの女性たちがさまざまな問題と向き合っているのが現実。そんなときこそ、同じつらさを経験してきた女性から届く生の声は、何よりも参考になるものです。
そこで、TRULYでは45歳以上の女性を対象に行ったアンケートをもとに、大人の女性たちが更年期の時期に抱えていたセックスの悩みについてご紹介していきたいと思います。
ケース1「更年期が原因でセックスレスになった」
「更年期に入る前までは月に2~3回くらいセックスをしていました」と話すのは、57歳の女性。「更年期のときに入院していたこともあってしなくなりましたが、更年期が終わった頃から濡れにくくなり、痛くてセックスが出来なくなりました。ローションなども使ってみましたが、それでもうまくいかず、相手も誘ってこなくなったので、そのままセックスレスに……」と打ち明けます。
この女性と同様に、「イキにくくなって自分が満足できなくなった」「膣が乾きやすく、性交痛を感じるようになった」といった体の変化がセックスに影響を及ぼしている例もいくつか見られました。
更年期のセックスレスで悩んでいる方へアドバイス
まずは相手もその気にならないと難しいとは思いますが、できることなら更年期でもセックスは楽しんだほうがいいとは思います。なので、相手が望むならローションを使ってみたり、口や手を使ったりして、ゆっくり時間をかけて楽しむのがいいんじゃないでしょうか。
ケース2「以前からセックスレスが続いている」
現在59歳の女性は、長い間セックスレスだという1人。「私の場合は、出産したあとからずっとセックスレス状態になってしまいました。なので、更年期だからセックスレスになったとかは関係ありません」と話します。
日本は海外と比べると、“セックスレス大国”と呼ばれているだけに、セックスレスは根深い問題の一つ。回答のなかにも「その気にならない」「疲れるし、面倒くさい」という意見が多数ありましたが、男女ともに忙しすぎることなどが大きな原因であるとも言えそうです。
セックスレスで悩んでいる方へアドバイス
本来は更年期の年齢でもセックスは楽しむべきだと思っているので、相談できる人がいなければ、電話で相談に乗ってくれるところなどに問い合わせてみたりすると、親身に話を聞いてもらえると思います。
ケース3「セックスをしたくなくて悩んでいた」
「更年期に入ってからも、月に2回くらいはセックスをしていました」という55歳の女性ですが、本当はセックスをしたくなくて悩んでいたのだとか。
ちなみに、アンケートでは「性欲がなくなった」「旦那とするのが嫌になってしまった」「セックスをすること自体が面倒くさくなっているけれど、あんまり断ると浮気されるので渋々……」などの声が上がり、実はセックスをしたくないと感じている女性が意外と多いこともわかりました。
セックスをしたくなくて悩んでいる方へアドバイス
まずは2人の時間を作るようにして、会話をしてみることですね。それと、普段からスキンシップをするのも大事なこと。もし手をつなぐのが難しければ、肩や頭に触れるだけでもいいと思うので、実践してみてはいかがでしょうか?
以上、大人の女性たちが抱えるセックスの悩みについて、ご紹介しました。一言で「セックスの悩み」と言っても、人によってさまざまなので、まずはこれらのアドバイスをもとに自分の問題についてじっくりと考えてみることが大切です。
パートナーに打ち明けるのは勇気がいることでもありますが、残りの長い人生を楽しく過ごせるかどうかにもかかわってくることなので、自分に合った改善策を探してみるところから始めてみましょう!