【体験談】セックスではなく尿漏れ対策?更年期世代の膣トレ事情

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更年期世代の膣トレは、エストロゲンが減少することによって起こる頻尿・尿漏れなどの悩み解消や体型維持にも役立ちます。

膣トレに取り組んだ経験のある50代女性に、始めたきっかけや感じた効果を教えてもらいました。


膣トレは、膣や子宮周辺の骨盤底筋を含めたインナーマッスルを鍛えるトレーニングで、「セックスの感度を上げるため」と思われていることが多いです。しかし更年期世代の膣トレの目的はそれだけではありません。気になるけど相談しづらい「尿漏れ」の悩み解消や、体型維持にも役立てられるのです。

更年期以降、女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、筋肉量は減少します。筋肉のひとつである子宮や膀胱・直腸を支えている骨盤底筋もゆるみ、頻尿・尿漏れや膣炎、便漏れ・便秘などのトラブルが発生する可能性があります。

膣トレで骨盤底筋を鍛えることは、こうしたデリケートな悩みの予防につながります。

今回は、更年期世代で膣トレに取り組んだ経験のある加奈子さん(仮名・55歳)に、膣トレを始めたきっかけや感じた効果を教えてもらいました。

目次

年上女性からの尿漏れエピソードに不安を感じて膣トレを始めました

加奈子さんは膣トレをされているんですね。始めたきっかけはありますか?

加奈子さん

40歳を過ぎた頃からだったかなと思います。会社の先輩から尿漏れのことを聞いたのがきっかけです。

どんなお話を聞かれたんですか?

加奈子さん

50代の女性なのですが、くしゃみとか咳をしたときに、少し尿が漏れることがあるそうです。尿漏れが気になって、トイレに行く回数が増えてしまったと話していました。

女性の尿漏れって、ときどき耳にしますよね。尿漏れ専用のパッドもありますし。

加奈子さん

はい。実は妊娠中と出産後に一時的に、同じようにくしゃみや咳で尿漏れしたことがあったんです。なので私も更年期になったら尿漏れしてしまうのかなと不安に思いました。

それで膣トレを始めたんですね。加奈子さんはどのような膣トレをしていますか?

加奈子さん

調べてみて膣の中に入れるグッズがあるというのを知ったのですが、使うのは抵抗があったので、簡単な体操のようなものをしています。

姿勢を良くして立った状態で、息を吸いながらお尻の穴を締めて、息を吐くときに緩める……というのを繰り返す簡単な膣トレをしています。

それなら難しくないので、誰でもトライできそうですね。

加奈子さん

はい。10年以上、毎日続けています。電子レンジを温めているあいだとか、日常のスキマ時間にこまめにやるようにしています。

何か効果は実感できていますか?

加奈子さん

50代半ばと更年期真っ最中ですが、今のところ尿漏れはありません。あと、何となくお腹周りがすっきりしたような気がします。

お腹周りにまで効果が!最後に加奈子さんと同じように、膣トレに関心のある更年期世代の女性にアドバイスをお願いします。

加奈子さん

簡単だし、スキマ時間にちょこちょこできるので、膣トレを習慣にしてしまうのがいいかもしれません。尿漏れという不安が和らいだので、やってみてよかったなと私は思っています!

ありがとうございました!

体の変化を知って対策することが未来の自分への贈り物に

膣トレを通して、更年期の不安を一つ解消できた様子の加奈子さん。

更年期の症状は200種類以上と言われていて、それだけ聞くと自分にはどんな症状が現れるのか心配になりますよね。

自分に起こる症状を予測することは難しいですが、自分の体の変化を知って、一つでもできる対策を取り入れることは、更年期の不安を和らげることにつながるかもしれません。

骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操が紹介されている記事はこちら

そして、お腹周りがすっきりしたという加奈子さんの体験談にも注目です。

骨盤底筋はお腹・お尻・太ももの筋肉とも連動しています。骨盤底筋が衰えると、周りの筋肉も衰えるため、お腹やお尻、ふともものラインが気になってきます。反対に、膣トレで骨盤底筋を鍛えて周りの筋肉を強くすれば、姿勢が良くなり、お腹やお尻、太ももの悩みも解消されるのかもしれません。

自分の身体のことを知って、少しだけ意識する。更年期世代のこうした積み重ねで、今と未来のQOL(生活の質)がよくなっていきます。日々の生活で取り入れられそうなことから始めてみましょう。

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この記事を書いた人

東衣里のアバター 東衣里 【助産師・看護師】

助産師として大学病院産科病棟・外来にて勤務。
その後、大手百貨店で妊娠・出産・育児を中心とした相談業務を担当。また、都内複数の区からの委託を受け、こんにちは赤ちゃん訪問(出産後の新生児訪問)にも従事。
現在はTRULYにて、チャット相談業務や記事執筆などを担当。
地方に移住して、リモートワークという形で仕事とプライベートの両立を実現。
自身も、働く女性・一児の母として、困っている女性の気持ちに寄り添った、実現可能なアドバイスを心がけている。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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