有害なパートナーとはさようなら。「なりたい自分」になる8つのステップ

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此花さんの連載の前記事、有害な恋愛関係のチェックポイントでもしパートナーとの関係が有害な恋愛関係だと判明し場合、これからどうしていけばよいのか不安になりなすよね。今回は、そんな時に使いたい8つの対処法を此花さんに紹介してもらいます。

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こんにちは。リレーションシップコンサルタントの此花わかです。

前回の記事「今すぐチェック!自分が有害な恋愛関係にあるかどうか確認する15のポイント」に続き、本記事では有害なパートナーへの対処法を紹介します。

目次

1:自分の感情を受け止める

パートナーに対して感情的になってしまう自分を責めてしまう人がいますが、毒のある関係の中で、傷ついたり、混乱したり、怒ったりするのは当たり前。自分の感情を認識することは、気持ちを明確にし、癒しに向けて前向きに進めます。

2:境界線を設定して、守る

明確な境界線を設定し、それをパートナーに伝えましょう。パートナーのどういった行動が許されないのかを明確にしましょう。この境界線をしっかりと守り、もしそれが常に破られるようであれば、別れる覚悟を持ちましょう。

よろしければ、境界線については過去記事を「どこからどこまで妥協すればよいの? パートナーシップで必要な“3つの境界線”」をご一読ください。

3:セルフケアに集中する

セルフケアに重点を置き、自分が幸せになれる活動に時間を割きましょう。リラックスしたり、自分を見つめ直したり、自分が成長するアクティビティに取り組みましょう。趣味や運動、セラピー、日記を書いたり、支えてくれる友人や家族と過ごしたりするのもよいでしょう。

4:専門家の助けを借りる

専門家のカウンセリングを受けることを検討してください。洞察力があり、具体的な対処方法を提案してくれる、相性の合う心理カウンセラーを探しましょう。有毒なパートナーに知らず知らずのうちに、心理的にコントロールされている場合もあるので、プロの客観的視点を聞くことも大切。

5:サポートネットワークを作る

友人や家族、支援団体など、自分を支えてくれるネットワークに囲まれましょう。DVやモラハラに対する無料の相談所やNPOなどもどんどん活用して、サポートを求めるのも大切です。

6:アサーティブ(主張的)・コミュニケーションスキルを身につける

自分のニーズ、不安、境界線をパートナーに伝えるために、上手に自己主張する術とコミュニケーションスキルを身につけましょう。相手を尊重しながら、建設的批判をするスキルはよりよいパートナーを引き付けます。

基本的なアサーティブコミュニケーション

~してくれていつも感謝している」というポジティブなコメント
でも、このあいだ私はとても悲しかった。なぜなら~」と“私”を主語にして自分の感情を伝える
あなたが~してくれたら、私はとても助かる」と具体的に提案する
あなたはどう思う?」と相手の意見を聞く

コミュニケーションについては過去記事「職場でのコミュ力を育てよう。4つのコミュニケーションタイプと建設的批判を育む方法」をご覧ください。

7:選択肢を検討する

将来の選択肢を検討しましょう。この恋愛はあなたを幸福にしていますか? 人間として成長させていますか? この恋愛関係が始まってから心身が不調ならば、関係が有害なのかもしれません。有害かどうか迷うときは、しばらく距離を置いてみましょう。

8:自分の成長に集中する

自尊心を取り戻し、人生を立て直し、有害な恋愛関係の経験を人生の糧にするために、セラピー、勉強会、読書、サークル、ボランティアなど、“自分が癒され、成長する”様々な活動に没頭して、人間的成長に集中しましょう。

これら8つのステップで、恋愛の有無にかかわらず、ひとりの人間として満足することの重要性を学びます。

人間は根源的に誰かとコネクトすることを望みますが、恋愛関係に依存すると、いつも相手に振り回されます。恋愛は人生のデザートと思い、まずはセルフパートナーであることを心がけましょう。

セルフパートナーシップとは、孤独を受け入れて自分を愛して受け入れ、なりたい自分になることを目標にします。他者からの承認ではなく、ひとりの人間として自分で自分を幸せにして、満たすことを指します。

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この記事を書いた人

此花わかのアバター 此花わか 【リレーションシップコンサルタント】

ジャーナリスト
リレーションシップコンサルタント

アメリカの性とリレーションシップのコーチングスクールで学ぶ。セックスポジティブな社会を目指す「セクポジ・マガジン」を発信中。FRaU 、Newsweek、Huffpost、SPA!、FRONT ROW、GLITTERなどで執筆。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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