「仲直りセックス」を絶対にしてはいけないシチュエーションと相手とは?

ケンカの後 【仲直りセックス】 していませんか?
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パートナーと喧嘩した後のセックスが盛り上がって結局仲直り。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。でも実はこれパートナーシップにとってはあまり良くない流れのようです。なぜ仲直りセックスがおすすめではないのか、リレーションシップコンサルタントの此花わかさんに解説してもらいましょう。


こんにちは。リレーションシップコンサルタントの此花わかです。

長い付き合いをしているパートナーがいる人なら、仲直りセックスを経験したこともあると思います。仲直りセックスをすると、快楽、興奮、幸せを感じさせるホルモンが放出されるので、いつも以上に燃え上がりますが、注意点があります。

毎回、喧嘩をするたびに仲直りセックスをしていると、それ以外の方法で仲直りができず、問題やパートナーの本質が見えなくなります。今回は仲直りセックスのメカニズムと避けるべきシチュエーションと相手について説明します。

目次

「仲直りセックス」のメカニズム

喧嘩のあとのセックスはいつもよりも刺激的。興奮状態が起るのは、そもそも問題を引き起こした“怒り”から、喧嘩が終わったあとの“安心”に移行するジェットコースターのような感情が起るから。

怒っているときには、アドレナリンとノルアドレナリン、そしてグルココルチコイドが体内に放出されますが、性行為中に分泌されるプロラクチン、オキシトシン、ドーパミンといったホルモンが放出されます。こういった興奮や多幸感を引き出すホルモンは、怒りのホルモンを打ち消す作用があると言われています。 

しかし、仲直りセックスでいつも喧嘩を修復していると、パートナーシップに横たわる根本的な問題から目をそらしてしまう場合も。

話し合いで解決する前に仲直りセックスをしてはいけない

パートナーシップにおいて意見が異なる、葛藤が起こる、口論や喧嘩をすることは普通。2人がオープンなコミュニケーションをとっていればいるほど、意見の違いは出てきます。2人がお互いを傾聴し、関係を修復するために“同じ熱量”で話し合った後にセックスするのはOK

しかし、対話する前に仲直りセックスをしてしまうと、性的な絆が深まるだけ。そういった仲直りセックスが習慣になってしまうと、同じ喧嘩を何度も繰り返してしまいます。

仲直りセックスは喧嘩の原因を特定し、改善策を決めた“あと”にするべきでしょう。

コミュニケーションがとれない人、感情レベルで繋がれない人とは仲直りセックスをしてはいけない

過去記事「『情緒的不応答』な“レスり”を描く『あなたがしてくれなくても』。セックスレスに向き合わない相手とはどうすればよいのか?」では「情緒的不応答な人(emotional unavailable)」について書きました。

情緒的不応答な人々は、感情を共有しない人や深いところで他人と繋がれない人を指します。そういう人々にはこういった特徴があります。

感情的な親密さを避ける

感情を表現できない人は、感情的な親密さを避けることがあり、よく他人と距離を置いたり、感情や気持ちについての会話を避けたりします。

傷ついていることを見せない

感情的になりにくい人は、他人に弱音を吐くことが苦手

共感性の欠如

感情が不安定な人は他人の感情を理解するのに苦労し、共感や思いやりを示すのが難しいときも。

不信感

感情的になりにくい人は、他人に対して不信感を抱き、自分の感情を共有することができません

決して他人に助けを求めない

感情的になりにくい人は、周囲のサポートを求めず、自分ですべてを解決

無反応

感情表現ができない人は、感情的なつながりや会話を試みても無反応や無関心です

こういう人は、相手に適当に「はいはい」と答えますが、約束をしょっちゅう破ります。また、腹を割って話さない、本質的なことを話さない、はぐらかす、キレる、無視する、逆に相手を批判するなどします。

こんなふうに感情的につながれない人や相手を傾聴しない人とは、仲直りセックスをしてはいけません。セックスによって一時的な絆を取り戻してしまい、自分の冷静な判断力を失ってしまうからです。心と心が深いレベルで繋がらない人とはパートナーシップを育むのは非常に難しく、こういう人が変わるのはまずないと思います。

「仲直りセックス」は感情レベルで繋がれて自分を尊重してくれる人と“だけ”、対話の“あと”に行うべき。そうでない場合は、毅然とした態度でセックスを避けるべきでしょう。セックスをせずに、仲直りできるかどうか――。それもパートナーシップのリトマス紙になります。

ケンカの後 【仲直りセックス】 していませんか?

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この記事を書いた人

此花わかのアバター 此花わか 【リレーションシップコンサルタント】

ジャーナリスト
リレーションシップコンサルタント

アメリカの性とリレーションシップのコーチングスクールで学ぶ。セックスポジティブな社会を目指す「セクポジ・マガジン」を発信中。FRaU 、Newsweek、Huffpost、SPA!、FRONT ROW、GLITTERなどで執筆。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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