【体験談】子育て家族の夫婦が実践! パートナーシップ改善のための秘訣

記事更新日: 2022/07/01 TRULY編集部

【ライター】志村昌美

  • 精神的なストレスだけでなく、肉体的にも大きな疲労を感じる更年期。そんな時期に、育児も重なってくると、なかなかパートナーとの関係にまで頭が回らない人も多いのではないでしょうか?


  • そこでTRULYが実施したのは、子育てを経験している40歳以上の男女を対象にしたアンケート。育児真っ最中のカップルから結婚30年以上のベテランカップルまで、さまざまなルールや対処法について教えていただきました。


  • ケース1 「お互いの干渉を軽くする」(男性47歳 女性41歳)

  • 「結婚生活がスタートしたのは4年前ですが、知り合ってからは24年になります」と話すこちらの男性。2人の間には、小学1年生になる娘さんがいることもあり、子どもが生まれてからは家族で共有できる趣味を楽しむように意識しているといいます。


  • とはいえ、パートナーの関係性をよくするうえで実践しているのは、お互いの干渉を軽くすること。共有するお金のほかに、それぞれが別の財布を持つようにしているそうです。子どもが生まれたことによって大きな変化はなかったものの、スキンシップが減ってきていると感じているようなので、2人にとってはそこがこれからの“課題”のひとつになるかもしれません。


  • パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス

  • 私たちは友達のような感覚で結婚生活を送っていますが、家事の分担などには気を付けて過ごしています。あとは、お互いに自由な時間をしっかり作ったうえで協力し合うこと、これが大事だと思います。


  • ケース2 「話す時間をきちんと設ける」(男性44歳 女性49歳)

  • こちらの男性が結婚したのは、8年前のこと。現在は、お子さんとの3人暮らしをしているといいます。育児が始まってからは、子どもが中心の生活になっているため、話す内容も子どもの話ばかりになるそうですが、それでも話す時間をきちんと設けることを心がけているのだとか。


  • 相手からされて嫌だったことは、大事な話をおろそかにされてしまったり、口うるさく言われたりしたこと。それだけに、パートナーとの関係性を維持するうえでは、「口出しをしすぎないこと」と「怒らないこと」を大事にしているのだそうです。


  • パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス

  • 日々の生活において、私たちもお互いに気を遣うところは意識しています。ただ、それでもうまくいかなければ、一度自分のことは二の次にして、相手を優先してよく話し合うのがいいと思います。


  • ケース3 「同じ目的や趣味を持つ」(男性55歳 女性54歳)

  • 「今年で結婚30周年を迎えます」というこちらの女性。2人のお子さんに恵まれたそうですが、友達感覚の夫婦であるため、子どもが生まれる前と後では、特に変化を感じることもなかったのだとか。


  • 長い結婚生活において、浮気をされて嫌な思いをしたこともあると明かしていましたが、現在は良好なパートナーシップを保つために、同じ目的や趣味を持ち、定期的に2人だけでデートを楽しんでいるそうです。


  • パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス

  • まず大事なのは、お互いのことをお父さんとお母さんとして見るのではなく、男と女として意識すること。そして、自分自身の美意識を高めることも忘れないでください。あとは、夫婦生活もなるべくしたほうがいいと思います。そのおかげなのか、私たち夫婦は10歳以上若く見られることが多いのですよ。


  • ケース4 「話をたくさん聞いてあげる」(男性63歳 女性60歳)

  • こちらの女性は、結婚からすでに33年が経ち、人生の半分以上を共にしてるベテラン夫婦です。長続きの秘訣は、過度な干渉をしないことだそうですが、相手からされてうれしかったことは相談事のアドバイスが的確だったとき。そこからは、誰よりもお互いのことを知っているからこその信頼感が伺えます。


  • 出産をきっかけに、パートナーとの関係が変わることはよくありますが、こちらの女性の場合は、「子どもが生まれたことで、夫からいたわりの気持ちが多くなったように感じた」と教えてくれました。日々のさりげない優しさの積み重ねが、長い結婚生活を支える土台となっているようです。


  • パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス

  • まずは、隠しごとは作らずに、相手を尊敬することです。そして、お互いのことを尊重し合える関係を築くことも大切だと思います。そのためには、些細な話にも耳を傾けるようにしてみましょう。


  • 以上、子育てを経験している夫婦がパートナーとの関係で大事にしていることをお届けしました。子どもが出来たことでスキンシップが減ってきたと回答している方が見られましたが、パートナーシップを続けるうえでは欠かせない要素のひとつでもあるので、毎日ハグをするなど、できるところから徐々に始めてみるとお互いの変化を感じられると思います。


  • 誰よりも長い時間を共有する間柄だけに、絆を深めて、信頼し合える関係性を築きたいもの。現時点でパートナーシップの在り方に不満や悩みがあるのであれば、まずは2人だけでゆっくりと話をする時間を確保するところから始めてみましょう。


ライタープロフィール

【ライター】志村昌美

大学卒業後、イタリア留学を経て映画宣伝会社に就職。洋画や邦画の宣伝業務に従事する。その後、ワーキングホリデーでイギリスへ渡った際、ライターに転向。現在は映画監督や俳優のインタビュー、映画評、海外のエンタメ情報などを中心にWEBや雑誌で執筆中。そんななか、TRULYとの出会いをきっかけに更年期やヘルスケアへの関心が高まり、医師のインタビューやアンケート記事の監修に携わるようになる。

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