日本と海外ではどう違う?海外の女性たちから学ぶ更年期の乗り切り方

記事更新日: 2021/07/04 TRULY編集部

TRULY編集部

  • これまでTRULYでは、さまざまな女性たちのリアルな声をお届けしてきましたが、経験者ならではのアドバイスが役に立ったという方も多いのではないでしょうか? そんななか、国や文化が異なる海外の女性たちからも新たなヒントをもらうべく、お話をうかがったのは、ヘルスケア関連の企業に勤務し、現在は家族の駐在に同行してアメリカ生活4年目に突入したYさん。今回は、海外の更年期事情や日本とは異なる更年期に対する考え方などについて、教えていただきました。


  • Q.アメリカでは、更年期についてどのくらいオープンに話し合われていますか?

  • 私自身も周りのママ友たちも、まだ更年期世代ではないので実際に経験したわけではありませんが、アメリカのドラマを見ていると会話のなかに更年期の話題が普通に出てくることがあるので、日本よりもオープンなのかなという印象です。今回のインタビューに向けてヒアリングした際にも、みんなオープンに答えてくれました。更年期について相談しやすい雰囲気があるように感じています。


  • Q.更年期に対する注目度は上がっていると思いますか?

  • 関心は年々高くなっている印象です。たとえば、YouTubeで更年期に関する動画を検索すると、かなりの投稿がありますし、閲覧数も多いので、多くの方が注目しているトピックなんだろうなと思います。女性や更年期に特化したメディアも、本当にたくさんあります。


  • Q.アメリカは人種も様々だと思いますが、文化ごとに更年期の捉え方にも違いはありますか?

  • 私の周りにも話を聞いてみると、西洋の文化圏の方々はそもそも「更年期」というものをあまりネガティブに捉えていないという印象を受けました。一方で、生理をタブーとしている文化圏の女性たちにとっては、「閉経によって自由を手に入れる」という考え方もあるようです。そんなふうに抑圧された世界から解放されるという意味で、お祝いすべきことと捉えている文化があるのは、海外に来て知ったことですし、興味深いなと思いました。


  • Q.そのほかにも、海外の更年期事情に関して新しい発見などはありましたか?

  • たとえば、オランダ出身の友達によると、オランダでもここ5~10年くらいの間に更年期に対する見方が急速に変わっているそうです。昔は知識もなく、よくわからない”病気”とされていたものが、だんだんと“正体”がわかってきたので、女性たちも準備をしたうえで対処できるようになってきたと。いまでは、オンラインのサポートグループやディスカッションをするSNSのコミュニティなどもあると教えてもらいました。


  • Q.日本よりもポジティブに受け止めている方が多いということでしょうか?

  • 私の印象では、日本の女性に比べると、更年期を恥ずかしいと思っていない方が多いのかなという感じです。日本だと、「女性ではなくなってしまった」といってショックを受ける方がいるようですが、私も様々な文化に触れるなかで「更年期を迎えたからといって自分の存在価値がなくなってしまうわけではないんだ」と考えるようになりました。


  • Q.アメリカで更年期の治療はどのようなものが主流ですか?

  • ホルモン補充療法をはじめ、オンライン診察やカウンセリングといったメンタル部分をサポートしてくれる治療は充実しているように感じています。あと、産婦人科でよく見かけるのは、膣の乾燥の治療に関するパンフレット。実際、ホルモンジェルや避妊リングなどを使っている人も多いようです。自分で様々な選択ができる環境が整っていると言えるのかもしれませんね。


  • Q.そのほかに、更年期の対策としてメジャーなものはありますか?

  • アメリカといえば、サプリメントがかなり普及している国なので、薬局やスーパーに行くと非常に多くの種類があります。私の友達にも、20種類くらいを棚に並べている人もいるほど。金額が日本より安いというのもありますが、まるでサラダを食べるかのような感覚でサプリメントを摂取している方が多い印象です。あと、アメリカにはアジア人も多く、東洋医学中心の方は漢方も使われているようです。


  • Q.フェムテック商品などを使っている方は多く見られますか?

  • 使用率はどのくらいかわかりませんが、アプリの数はかなりあると思います。そのなかでもよく目にするのは、メディテーション用のアプリ。イライラや不安を落ち着かせてくれたり、体をほぐす方法を教えてくれたり、心が穏やかになる音楽が聞けたりするものです。

  • あと、更年期の方向けのアプリには、自分の症状を入力すると原因や対処法を教えてくれたり、ほかの女性の経験談を知ることができたりするものがあると聞きました。誰かに勧められて使うというよりも、自分に合ったものを自分で選んでいるという方が多いのがアメリカらしいなと思いました。

  • そのほかには、夫婦生活を円滑にするための製品を使うこともあるようです。日本だとアダルトグッズのような扱いをされがちですが、店頭やオンラインのウェブサイトでも、シャンプーや歯磨き粉のように生活必需品のひとつとして扱われているのが日本とは違うところかもしれません。


  • Q.では、アメリカにみる夫婦円満の秘訣とは何だと思いますか?

  • スキンシップや会話が多いですし、夫婦生活に関してもオープンに話し合われているご家庭が多いように感じており、それが秘訣かなと思っています。アメリカの離婚率は高いようですが、だからこそ長く続いているご夫婦は本当に仲がいいと言えるのかもしれませんね!


  • Q. 海外の女性たちが年齢を重ねることに対して、どのような意識を持っていると感じていますか?

  • 「何歳だからこうするべき」みたいな考えに縛られていない! 年を取ることに対する恐れや固定概念が少なく、ポジティブでいられることはステキだなと感じています。そもそも職場やコミュニティで年齢を聞き合うことはほとんどありません。日本だと周りの目を気にして年相応でいようとする方もいますが、そもそも「~すべき」のような誰が作ったかわからないルールに合わせていく必要はないのではないでしょうか。私も海外に来てから、日本で当たり前だと思っていた価値観の大半は、当たり前ではなかったと気が付きました。

  • これは更年期においても言えることですが、情報に振り回されるのではなく、自分ときちんと向き合うために情報をうまく使うほうが大事なはずです。対処法についても人と同じということで選ぶのではなく、自分で決めたうえで“次のステージ”へと行けたらいいですよね。私自身も、彼女たちのように更年期をもっと気楽に捉えて乗り切っていきたいと思っています。


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