【体験談】生理前や更年期のとき、パートナーとの関係はうまくいっていますか?-女性編-
女性が精神的に不安定になりやすいのは、生理前や更年期など、女性ホルモンのバランスが乱れてしまう時期。そんなときはパートナーの何気ない言葉や行動にイライラしてしまったり、ついケンカをしてしまったりということを経験している人も多いのではないかと思います。
とはいえ、できればそういう時期こそ穏やかに過ごしたいですよね? そこで、TRULYでは40歳以上の女性を対象に行ったアンケートをもとに、同じような悩みを抱えている女性たちの生の声をご紹介したいと思います。
ケース1:お互いに思いやりを持つこと(50歳・女性の場合)
現在、更年期の症状から毎日理由もなくイライラしてしまったり、疲れやすくなってしまったりするというこちらの女性。つねに不調を感じているにも関わらず、パートナーは何の対処もしてくれないと不満をもらします。それゆえに、思い出せないくらい小さなことでしょっちゅうケンカをしてしまうのだとか。
些細なことでケンカしてしまって、あとで反省することも多いと思いますが、お互いに自分のことばかりではなく、相手のことも考えられるようにしたいですね。そのためには、普段からパートナーときちんとコミュニケーションを取っておくというのも大事だと思います。
ホルモンバランスが乱れる時期に、パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス
まず大切なのは、お互いに思いやりを持つこと。特に、具合が悪いときは、相手に直接きちんと言うべきだと思います。男性にももっと更年期のことを知って欲しいですね!
ケース2:察してと期待しない(53歳・女性の場合)
閉経期に差し掛かっていることもあり、体調不良とまではいかなくても、毎日スッキリしないと話す女性。きちんと睡眠をとっていても、慢性的な疲れを感じているのだそう。パートナーに自身の不調を訴えることはないものの、様子を見て「ゆっくりしてていいよ」と言ってくれたことがあり、そのときはうれしかったと教えてくれました。ただし、不調を察してくれずに、何も手伝ってくれなかったときには、ケンカに発展してしまったことも……。
「できれば何も言わずに察して欲しい」というのは、おそらくすべての女性が思っていることかもしれませんが、生理や更年期のつらさを男性が想像するのは非常に難しいところです。なかなか話しにくいことではあると思いますが、体調不良に加えてパートナーとの関係性も悪化すれば、精神的にも決していいことではないので、察してもらおうとはせずに、自分できちんと伝える習慣をつけてみては?
ホルモンバランスが乱れる時期に、パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス
女性からすると、察して欲しいと思うかもしれませんが、男性は察することができないので、若いうちからちゃんと伝えて、教育するのがいいかもしれませんね(笑)。
ケース3:不調を自分から伝える(43歳・女性の場合)
生理前から生理中までずっと体調不良が続くため、期間中はついイライラしてしまうというこちらの女性。パートナーには、自身の不調を伝えることで夜早く寝かせてもらっているんだとか。そのおかげで、女性特有の問題によるイライラが原因でケンカしたことはないと話します。
この女性のように、体調不良であることをきちんとパートナーに訴えているという女性たちからは「優しい言葉をかけてもらった」「話を聞いてくれた」「家事を手伝ってくれた」といった回答が多く見られました。具体的に伝えればパートナーもきっと対処法を考えてくれるはずなので、このような対応を望んでいるのであれば、自分からも行動を起こすようにしましょう。
ホルモンバランスが乱れる時期に、パートナーとの関係に悩んでいる方へアドバイス
イライラしてしまうのは仕方がないことなので、体調不良のときは割り切ってしまうことも必要です。そのうえで、自分の体を上手くコントロールできるようにしましょう。この痛みや苦しみは女性にしかわからないですし、仮病だと思われることもあるくらいなので、男性が理解するのは難しいかもしれませんが、「女性がつらいときはホルモンバランスのせいだと思ってもらいたい」と男性に伝えたいですね!
以上、女性ホルモンのバランスが乱れてしまう時期のパートナーとの関係についてのアンケートでした。生理や更年期などが原因の不調は、自分ではどうすることもできないことが多いうえに、男性には想像できないことでもあります。ただし、1度言って理解してもらえなかったからと諦めるのではなく、きちんとわかってもらえるまで、自分の言葉でしっかりと説明するようにしましょう!
そうすれば、無駄なケンカやイライラの軽減にもつながり、パートナーとの絆も深まるはずです。次回は、同じ問題について男性からの声をご紹介します!