【体験談】みんなのリアルな更年期

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教えて!「こんなにひどいもの?」「つらいのはいつまで?」更年期を乗り切った生の声を集めました

「更年期」について、知っているようで知らないこと、多いですよね。だから余計不安が大きくなる悪循環。

「だるくなる」「ホットフラッシュ」「頭痛・めまい」「無気力」「イライラ」などの症状があるらしい…とぼんやり耳にするけれど、どれくらいつらい症状なのか何歳くらいから始まって何歳くらいまで続くのか治るのか、などわからないことだらけ。

調べれば諸先輩方の経験談が出てくるのではと思ってググってみても、一人ひとりのブログやSNSをたくさん読み漁るのは時間もかかります。

そこでTRULYでは、更年期を経験した女性たちにアンケートを実施して集めた生の声を症状別にご紹介します。

目次

冬でも私だけ滝汗で恥ずかしかった「ホットフラッシュ」

現在52歳の真紀子さんは、47歳頃から更年期症状を感じはじめたそう。

真紀子さん

一番つらかったのはホットフラッシュです。冬でも一人だけ滝のような汗をかいて恥ずかしい思いをしました。

婦人科は定期検診のついでに相談して、まずは食習慣の改善からと、嫌いだった納豆や豆腐などの大豆製品を取るようにしていました。

寝ても疲れが取れず「だるい」「イライラ」

現在57歳の慶子さんは、52歳頃から更年期症状を感じはじめ、56歳くらいで治まったと言います。

慶子さん

私が特につらかったのは「体がだるい」「やる気が出ない」「寝ても疲れが取れない」「イライラする」といった症状。

仕事でもすぐに疲れてしまい、なかなか作業が進まず、イライラするという悪循環でした。病院には行かずに、サプリを飲んだり、ヨガで解消したりしていました。

とにかく「すごい汗」で匂いも気になる「汗がすごい」

現在58歳の千恵子さんは、42歳頃から更年期症状が始まり、今もまだ続いていると言います。

千恵子さん

とにかく汗がすごいのが悩みです。急に暑く感じて大量に汗が出るんです。

特に夏場は匂いが気になって、香水をつけたり、何度も服を替えたりしています。

とにかく着こんで耐えていた「冷え」

現在59歳の博美さん。40歳くらいから更年期症状が出始めたと言います。

博美さん

目立った症状は「身体の冷え」です。スーパーで働いているので、室内が年中冷えていて仕事中が特に辛かったですね。

病院には行かないで、寒い時はとにかく着込むことで乗り切りました。

今はだいぶ冷えはおさまりましたが、更年期症状自体はまだすっきりしていません。

コントロールできなくて困る「突然の汗」

66歳になる和代さんは、50~58歳くらいまで、更年期症状に悩まされたと言います。

和代さん

「汗が出る」「顔が火照る」というのがつらかった症状です。とくに汗については、コントロールできないので困っていました。

友人に相談して、婦人科に行ってプラセンタ注射をしてもらってから楽になったように思います。

眠れなくなるほどの「頻尿のトラブル」

50歳から更年期症状を感じはじめ、59歳になる今も悩み中という文子さん。

文子さん

尿のトラブルが最大の悩みです。尿漏れが気になってしまい、夜中のトイレで少なくとも2回は目が覚めて、眠れなくなってしまった時がとくにつらい。

病院にも通いながら、自分でも体を冷やさない、カフェインを控えるなどの対策をしています。

体温調節がうまくいかず人前で「吹き出す汗」

現在59歳の京子さんは、43~55歳くらいの頃に更年期症状に悩んでいたそうです。

京子さん

暑くなったり寒くなったり体温調節が出来なくなって、急に滝のような汗が出ると困りました。

人と接する仕事だったので、周りからも指摘されて恥ずかしい思いをしたこともあります同じ悩みを持つ友人から「漢方がいい」と聞いて、病院で漢方薬を処方してもらって飲むようになってから症状が落ち着くようになりました。

「不眠」から始まったあらゆる不調で寝込んで外出できず

現在56歳、50歳から始まった更年期症状は、おさまりつつあるという恵さん。

恵さん

気分の落ち込み、めまい、ほてり、頭痛、冷え、デリケートゾーンのトラブル、不眠などありとあらゆるジャンルの更年期症状に悩まされました。

ピークの頃は寝込んで外出もままならなかったです。そのなかでも一番辛かったのは眠れなくなったこと。不眠が全ての体調不良のきっかけだったと思います。

当時家族は全く理解してくれず、同じように更年期に悩む友人や先輩に相談してアドバイスをもらいました。自分でも色々と調べて、病院を受診して睡眠導入剤を処方してもらいました。


以上、今回は更年期症状を経験した人の体験談をお届けしました。

女更年期真っ最中の方は「ピークはいつ?」「いつになったら楽になる?」と不安を感じながら過ごしているかもしれません。

更年期症状は、女性ホルモンの「エストロゲン」が乱高下しながら減少することで起こります。そのため変動に身体が慣れていない閉経前後の2年間が更年期のピークとされ、エストロゲンが減った状態に身体が慣れてきた閉経後5年ほどすると落ち着くことが多いと言われています。

しかし個人差が大きいので、なかなかぴったりこの通りにはいかないものです。

今回紹介した経験者の声もひとつの参考にしながら、更年期症状を乗り切りたいですね。

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この記事を書いた人

志村昌美のアバター 志村昌美 【ライター】

大学卒業後、イタリア留学を経て映画宣伝会社に就職。
洋画や邦画の宣伝業務に従事する。その後、ワーキングホリデーでイギリスへ渡った際、ライターに転向。現在は映画監督や俳優のインタビュー、映画評、海外のエンタメ情報などを中心にWEBや雑誌で執筆中。
そんななか、TRULYとの出会いをきっかけに更年期やヘルスケアへの関心が高まり、医師のインタビューやアンケート記事の監修に携わるようになる。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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