【更年期の生理＆おりもの】どう変わった？リアル体験談

「おりものの臭いが強くなった」

「生理の量が減った」

40代を過ぎると女性ホルモンの変動によって、生理やおりものに変化が現れ始めます。

更年期症状が人によって異なるように、生理やおりものの変化も個人差があります。

そのため「この変化は更年期のせい？」と悩む人もいるのではないでしょうか？

そこで今回は40代・50代の女性に「更年期の生理とおりものの変化」についてのリアルな体験談をお聞きしました。

自分と近い変化を知ることで、安心につながるかもしれません。

おりものの臭いがきつくて気付かれないか不安(47歳)

生理の量が増えて昼間でも夜用ナプキンを使っています(49歳)

臭いが気になるので香り付きのおりものシートを使用(50歳)

閉経したのかな？と思った矢先に出血があるので困っています(54歳)

生理がだらだら続くのでデリケートゾーンのトラブルに悩まされています(57歳)

更年期に生理・おりものが変化することは自然なこと

お話を聞いた5人の方たちのように、生理やおりものが変化するのは更年期に現れやすい症状の1つ。そして、その原因は「女性ホルモンの急激な変動」にあります。

エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンは更年期に減少するとされていますが、その女性ホルモンが減少すると、一般的に月経血やおりものは少なくなっていきます。

しかし女性ホルモンは、減少する直前に一時的に増加するなど、実際は乱高下しながら減少していくことが多いのです。

そのため、月経血やおりものの量が増えたり、PMSや月経痛が強くなったりすることがあります。

よく耳にするような変化と、自分のパターンが違っていると不安になるかもしれません。しかし一時的な女性ホルモンの変動による変化であれば、自然と治まっていくことがほとんどです。

更年期の生理やおりものの変化に振り回されず、少しでも快適に過ごすためには、かかりつけの婦人科を作って、ちょっとした変化でも相談できるようにしておくことが大切。40代・50代になったら気軽に専門家のアドバイスを受けられる環境を整えて更年期を乗り切りましょう。

※本記事は実際の体験談をもとに構成・編集しております。