妻だけEDになるのはなぜ?私のせい?女性側のリアルな気持ち

経験者の体験談 女性はどう乗り越える?妻だけED
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妻だけEDとは、妻にだけED(勃起障害)の症状が起きる状態のことを言います。

「妻だけED」は男性も苦しい思いをしますが、妻・パートナーである女性も深く傷つく問題です。時には離婚へ発展することも。
今回TRULYでは「妻だけED」に気付いた女性にアンケートを実施。「妻だけED」に気付いた女性が何を感じ、改善のためにどう行動したのかリアルな体験談を教えていただきました。

目次

3人の女性「妻だけED」体験談

他に夢中になれるものを見つけたほうがいい(49歳)

同世代のパートナーに「妻だけED」の症状が出始めたのは40過ぎの頃。Aさんとのセックスをしなくなったのに、風俗には行っているようだったため、妻だけEDに気付いたそうです。

その時は「もうこちらも主人に興味無くなってきたので、仕方ないし、まあいいかって」と諦めの気持ちだったと。Aさんは元々性欲があまりないタイプで、夫婦間の性的なスキンシップは取っておらず、その代わり会話を楽しむ努力は続けているそう。

《経験者からのメッセージ》

韓流アイドルにはまって、ときめきを取り戻しました。何か他に熱中できるものが見つかると楽しく過ごせますよ。

正直ショック…他に好きな人でもできたのかなと(42歳)

「セックスしなくなっておかしいと思い、それから何となく気付きました」と話すBさんのパートナーに症状が現れたのは3年ほど前。その時の気持ちは「正直ショックでしたね。他に好きな人でもできたのかなと浮気も疑いました。」と語ってくれました。

パートナーの前では若々しく、生活感を出さないように努力しているとのこと。しかし、Bさん自身の性欲は100%解消できておらず、もっと女性として、魅力のある対象として見てほしいという思いを抱えたままのようです。

《経験者からのメッセージ》

できるだけ子どもの母親という雰囲気を、夫と二人の時は出さないようにしています。

相手も自分も責めないことが大切(44歳)

パートナーが30代後半の頃から「妻だけED」の症状に悩んできたCさん。性行為が最後までできなかったことから気付いたと話します。「自分に魅力がないんだと自信喪失しました。そして相手への苛立ちも感じました」と当時の気持ちを振り返ります。

セックスについて解決は諦めていると話しますが、パートナーへ「セックス以外での愛情表現をしてほしい」という希望は持っているそうです。

《経験者からEDに悩んでいる方へメッセージ》

苛立ちや焦りを感じるかもしれませんが、相手のことも自分のことも責めないことが大切だと思います。

妻だけEDの原因は?女性としての魅力がないから?

ED(勃起障害)が起こる原因は4つに分類することができます。 血管や神経障害による器質性、ストレスによる心因性、薬剤性、それぞれが絡み合った混合性があります。

その中でも妻だけED」は、心因性に分類されることが一般的です。このように聞くと「私に女としての魅力を感じなくなったから?」と悲しく思う女性も多いでしょう。
しかし、原因は単純なものではないことがほとんど。性生活以外での夫婦関係の悪化や、普段のコミュニケーション不足、出産・育児を経て妻から母親として家庭での役割が変化したことなどがきっかけとなることが多いようです。

話しづらい「妻だけED」について、向き合わないことのリスク

今回のアンケートでは、「妻だけED」に対しては諦めているという意見が多数でした。相手の気持ちを考えると、お互いに口に出しにくい内容です。しかし、黙っている=相手を大切にしているというのは少し違うのかもしれません。

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で紹介されているように、否定的な感情を直接伝えず、間接的に表現・受け身で攻撃する受動的攻撃性(パッシブ・アグレッション)に繋がる危険性をはらんでいるからです。

諦めている、セックスをしなくても別に構わないから……と自分の気持ちに蓋をして過ごすことで、自分でも気付かないうちに相手を攻撃してしまい、関係性を悪化させていく可能性があることを知っておきましょう。

記事ではパートナーとの関係性に悩んだ時の対処方法も、触れられています。もしも「妻だけED」に気付いた時は、自分と相手の気持ちに向き合う機会としてとらえてみることも必要なのかもしれませんね。

経験者の体験談 女性はどう乗り越える?妻だけED

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この記事を書いた人

東衣里のアバター 東衣里 【助産師・看護師】

助産師として大学病院産科病棟・外来にて勤務。
その後、大手百貨店で妊娠・出産・育児を中心とした相談業務を担当。また、都内複数の区からの委託を受け、こんにちは赤ちゃん訪問(出産後の新生児訪問)にも従事。
現在はTRULYにて、チャット相談業務や記事執筆などを担当。
地方に移住して、リモートワークという形で仕事とプライベートの両立を実現。
自身も、働く女性・一児の母として、困っている女性の気持ちに寄り添った、実現可能なアドバイスを心がけている。

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