【リレーションシップコンサルタント】此花わか
〜パートナーといつまでも「トキメキ」を持ち続けるための、此花さんのおすすめテクニック「触らないスキンシップ」について解説!〜
こんにちは。リレーションシップコンサルタントの此花わかです。
進化人類学や性科学の様々な学説から、「好き」や「トキメキ」は出会ってから3ヶ月から4年、最長で7年しか続かないと言われています。
パートナーシップが長くなると、恋愛気分がなくなるのは普通。しかし、上手にトキメキを長続きさせる方法があります。それは「触らないスキンシップ」です。
まず、パートナーシップを育むには感情的、身体的、性的の3つの親密さが必要だと性科学では考えられています。
この3種類の親密さを深めるためには単に「好き好き」と言ったりベタベタしたりするのではなく、遊び心を持ち戯れながらコネクトすることが必須。この心のスキンシップを私は「触らないスキンシップ」と呼んでいます。
「触らないスキンシップ」とは”会話やボディランゲージ”で心の交流をすること。その人に「あなたに魅力を感じています」と”間接的”に伝えることです。
間接的に伝えることは、予測のつかないドキドキやトキメキを生み出し、楽しい遊びとなります。人間は、手に入れてしまったものや想定内のことには価値を見出さないからこそ、カップルのなかにも戯れや駆け引きが必要。以下が「触らないスキンシップ」の特徴です。
赤ちゃんは言葉を話せず、自分で自由に動くことができません。しかし、養育者から注意を引き、自分のニーズや愛情を満たすために、顔の表情やボディランゲージで「触らないスキンシップ」を無意識にとっています。
つまり、「触らないスキンシップ」は人間の本能に備わっているので、私たちの誰もが「触らないスキンシップ」から気持ちを伝え、愛情表現をすることができるのです。
セックスが商品化されている一方で、セックスがタブー視されている日本の社会では、男女ともに公でのスキンシップが恥ずかしいものとされ、会話やボディランゲージで愛情表現する習慣がありません。言い換えると愛情表現力が乏しいとも言えるでしょう。
これはコミュニケーション力や人間力にも繋がります。なぜなら、人間には生殖と子育てのパートナーを求める本能があり(結婚や出産をするという前提でなく本能レベルの話です)、愛情表現が下手だとパートナーを見つけて愛を育むことができません。
本来、人間は幼少期から思春期を通して試行錯誤しながら感情の表現力を高めて、パートナーを選ぶ成人期までに豊かな愛情表現力を獲得しておかなくてはいけません。こういった意味で、会話やボディランゲージで愛情を表現するスキル「触らないスキンシップ」は必要なのです。
それではどのように「触らないスキンシップ」を通して「あなたに惹かれています」と伝えるのでしょう?
……直接的な性表現ではなく、「あの夜はロマンティックだったよね」「あなたの胸やお腹に頭をのせるのが好き」「明日は君より早く起きて、君のかわいい寝顔を見つめていたいと思う」など、口に出して言えないことでもチャットなら思い切りロマンティックに表現しましょう。
「触らないスキンシップ」は好きな人に自分の好意を伝え、相手とのコミュニケーションの相性をはかり、トキメキを作る役目があるので意識的に行いたいところ。
注意したいのは、セクシュアル・ハラスメントと捉えられるかもしれないから、自分が付き合うつもりのない人や自分に対して好意のない人に「触らないスキンシップ」をしないこと。
次の記事では「触らないスキンシップのNG」についてお話したいと思います。
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