【監修助産師・看護師】東衣里
なかなか他人には言えないものの、実は多くの女性が抱えている悩みといえば、尿漏れ。出産や加齢による骨盤底筋の緩み、更年期による女性ホルモンの低下など、さまざまな原因が挙げられていますが、ある調査では20代から60代の女性のうち、約6割が尿漏れを経験したことがあるという結果も出ているほどです。
なかでも、生理中の尿漏れに関しては、どういった製品を使って対応すればいいのか頭を抱えている人もいるのでは? そこでTRULYでは、40歳以上の女性を対象に生理と尿漏れに関するアンケートを実施しました。
45歳を過ぎた頃から毎日のように尿漏れしてしまうため、本当に困っていると話すこちらの女性。主に、くしゃみや咳が出たときや大声を出したとき、坂道を下っているときなどに尿漏れすることが多いといいます。
現在は、生理用ナプキンで対応しているようですが、そろそろ尿漏れパッドの必要性を感じているのだとか。生理中もナプキンのみを使用して、生理と尿漏れの両方の対策を取っているそうです。
私はとりあえず生理用ナプキンが吸収してくれているので助かっていますが、尿漏れの量に応じて、ご自分に合った尿漏れパッドを使ったほうが安心だと思います。
「妊娠中から尿漏れするようになりました」と答える女性が、最初に尿漏れを経験したのは、花粉症でくしゃみを連発していたとき。出産後も、くしゃみをすると尿漏れするようになってしまったと明かします。
最初に使っていたのは、使い捨てのおりものシートですが、その後は布製のパッドを下着に乗せて使用しているそうです。生理中は布ナプキンに切り替えているようですが、「肌に優しくてふんわりしていますし、使い捨てではないので重宝しています」と使い心地に関しても満足している様子。敏感肌の方や肌荒れが気になる方には、布製のタイプがオススメのようです。
恥ずかしいことではありませんので、一人で悩まないでください。トレーニングによって、よくなることもあると聞いたので、そういったことも試してみてはいかがですか?
こちらの女性が初めて尿漏れを経験したのは、30代前半。外出先でなかなかトイレに行くことができず、我慢していたときにくしゃみをしてしまい、少量の尿漏れをしてしまったのだとか。それ以来、不安に感じるようになり、外出時間が長いときは尿漏れパッドを付けるようになったそうです。
現在は、年に2~3回ほど尿漏れがあるといい、尿漏れパッド以外には、少量の尿漏れに対応しているパンティライナーを使用。生理のときは、生理用ナプキンに切り替えて、生理と尿漏れに備えているといいます。
尿漏れ用の商品を購入することに対して、恥ずかしいと感じる人も多いと思います。でも、誰にでも起こりうる症状ですし、装着することでより安心な生活を送れるので、積極的に利用して欲しいです!
TRULY調べ:2022年4月
生理用ナプキンはどろっとした経血を、尿漏れパッドはサラサラとした尿を吸収するように作られています。
生理中は経血量が多い日には生理用ナプキン、少なくなってきたら尿漏れシートというように使い分けてみるのがおすすめです。
尿漏れグッズに関しては、購入することにためらう方もいるとは思いますが、ネットなどで気軽に買うこともできるので、まずは自分が快適で安心して過ごせることに重きを置いて考えてみてください。
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