TRULY編集部
更年期障害の症状を発症した際、どのような治療法が自分に合っているのかがわからないと悩んでしまう人は多いと思います。いくつかあるなかで、代表的な治療法のひとつが「ホルモン補充療法」。聞いたことはあっても、知らないことが多いと不安で受けられないと感じてしまう人もいるのではないでしょうか?
そこで、TRULYでは実際にホルモン補充療法を体験した女性たちにアンケートを行いました。内服薬や経皮薬など、それぞれの方法を試した経験者たちからの声をご紹介したいと思います。
ホットフラッシュや肩凝り、不眠、コレステロール値の上昇といった更年期障害の症状が出たことをきっかけに病院へ行くようになったというこちらの女性。3年前から現在に至るまで、ホルモン補充療法を続けているところだと言います。
その前は、投薬や麻酔治療、不眠外来への通院、鍼治療など、さまざまな治療法を試したものの、あまり改善が見られなかったため、ホルモン補充療法に切り替えたのだとか。パッチ剤を貼るタイプを使用しているそうで、ホルモン補充療法を始めてから、一番つらかったホットフラッシュと不眠は改善されたと教えてくれました。
ホルモン補充療法は副作用があることもありますし、人によっては合う合わないがあると思うので、弱いものから徐々に進めていくことを勧めたいと思います。その際は、専門医とよく相談してみてください。
こちらの女性が治療を始めるようになったのは、イライラや精神的な落ち込み、発汗など不定愁訴と思われる症状が強くなってきたから。これまでに、エストロゲンの経口剤と貼り薬を試したことがあると言います。
治療は現在で2年目に入っており、ホルモン補充療法を始めてから症状が改善されて楽になっているそうで、効果を実感していると話してくれました。
最初は副作用がある人もいるかもしれませんが、私はホルモン補充療法で楽になったので、「悩んでいる方は、ぜひ試してみてはどうですか?」と伝えたいです。
イライラや頭痛、耳鳴り、疲労感、ふらつき、やる気が起きないといったさまざまな症状に見舞われたことでホルモン補充療法を始めたというこちらの女性。1か月ほど前から治療を始めたばかりで、現在は2週間に1回のペースでホルモン注射を受けているところだそうです。
筋肉注射であるため、治療をする際の痛みがつらいと言いますが、ホルモンの数値が上がっていくことで得られる安心感があるのだとか。まだ始めたばかりで、はっきりとした効果はこれからのようですが、治療をきっかけに食生活を見直してみたり、運動を始めたりと、前向きに更年期と向き合っている様子です。
更年期障害に悩んでいる方も多いと思いますが、先生とお話しするだけでもホッとできるので、まずは気軽に病院に行くことをみなさんにオススメします!
以上、ホルモン補充療法経験者の女性たちの声をお届けしました。なかにはあまり効果を感じられずに途中でやめてしまったという方や持病があって中止せざるを得なかったという方もいたので、誰にでも効く治療法というわけではありませんが、だからこそ大事なことは医師と相談すること。きちんと説明を受けて、理解したうえで自分に合った治療法を探すようにしましょう。
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・このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。
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