【体験談】昔と同じ方法では効かないことも。更年期のダイエットどうしてる?

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ある調査によると、新型コロナウイルスの影響による食生活の変化や運動不足によって約6割の人が“コロナ太り”をしたと言われています。それに加えて、更年期に差し掛かると太りやすくなる女性が多いので、ダイエットがうまく行かずに悩んでいるという人もいるのではないでしょうか?

実際、TRULYでは40歳以上の女性を対象に、「更年期のダイエット」をテーマにアンケートを行ったところ、約8割の女性が「ダイエットをしている」もしくは「これから始めようと思っている」と回答していることがわかりました。そこで今回は、更年期に入ってからのダイエット法について、実際に試した女性たちの体験談をご紹介したいと思います。

目次

ケース1 体質改善ダイエットで効果を実感(48歳・女性の場合)

閉経の3年前から本格的にダイエットをスタートし、現在も続けているというこちらの女性。当初は、汗をたくさんかいているのに体重が減らないことと、食事を少し変えただけでは何の実感もないことに悩んでいたのだとか。実際、閉経前はアンダーバストと脇腹のあたりがプヨプヨとして、お尻も下がってしまうことに。

そんななか、効果を感じることができたのは体質改善ダイエットを始めてから。肉食を止めて、大豆、魚、卵、無脂肪乳製品といったものからたんぱく質を摂取しているそうです。それによって、女性ホルモンの不足を補いつつ、血管や全身に良質な栄養を摂ることができるようになったため、体調がよくなったのだとか。さらに、筋トレと有酸素運動も毎日30分続けることで、体脂肪率を8%も下げることに成功したといいます。

更年期にダイエットをしている方へアドバイス

昔のように簡単に体重が落とせなくなっているので、筋肉量を増やしてエイジングに備えるのが大事。ただ、運動に慣れていない人が急に始めるとケガをしてしまうかもしれないので、ヨガやウォーキングのようなものから始めるのがいいと思います。あとは、ダイエットだけでなく、加齢臭や骨粗しょう症にも効果があるので、大豆をたくさん食べるのがオススメです。

ケース2 栄養のバランスを考えながら実践(56歳・女性の場合)

更年期に入ってから太りやすくなったと感じていた女性が特に気になっていたのは、背中のぜい肉と二の腕。更年期になってから挑戦したダイエット法として教えてくれたのは、「小豆ダイエット」です。

方法はいたって簡単で、食事の前に小豆を食べるだけ。それによってお米やパンの食べる量を減らすことができるため、こちらの女性は5キロ痩せることができたそうです。そのほかには、ウォーキングや水泳もしていたということなので、食生活と運動とのバランスも成功の秘訣と言えるでしょう。

更年期にダイエットをしている方へアドバイス

若い頃と比べると、なかなか体重が減らないですし、簡単に効果が出ないので、ストレスを感じるかもしれません。ただ、強引にすると肌がシワシワになってしまうこともあるので、無理せずに栄養のバランスを考えながらゆっくり減らすのが大切だと思います。

ケース3 大切なのは筋肉をつけること(45歳・女性の場合)

「以前は太っても下半身に出るだけだったのが、更年期に差し掛かってからお腹周りがタプタプになって、腕も太くなってしまった」と話す女性。体重が増えてしまったことで、寝ている際には自重でしびれを感じることもあったと打ち明けます。

そういったこともあり、いまもダイエット真っ最中。仕事の昼休みには散歩をしたり、自転車をこいでみたり、ストレッチをしてみたり、晩御飯を野菜中心の食事に変えてみたり、お酒を控えてみたり、暇さえあればスクワットをしてみたりとさまざまな努力を続けて何とか3キロ落とすことができたそうです。

更年期にダイエットをしている方へアドバイス

体の反応が鈍くなっているので、なかなか結果が出ないこともありますし、生理前には体がむくんでしまうので、自分の姿を鏡で見るのがつらいこともありました。それでも、続けていれば筋肉はついてくるので、「きっと将来の自分のためになる!」と信じています。これも“貯蓄”になると思って、みなさんも一緒にがんばりましょう!

以上、更年期のダイエットに関する女性たちの声をお届けしました。年齢を重ねると、体質の変化などが原因でダイエットも若いころに比べて思い通りに行かないこともありますが、大切なのは、無理をしないこと。そして、自分のライフスタイルとペースに合わせた方法で、進めていく必要がありそうです。運動や食生活の改善は、心と体の健康にも繋がることなので、楽しみながらベストな自分を目指しましょう。

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