更年期対策レシピvol.1 コレステロール値は何故閉経後に悪化するの?【サーモンポキサラダ丼】

記事更新日: 2021/02/25 TRULY編集部

【管理栄養士】湯本渉

  • 肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割のLDL-コレステロールは、血液中で多すぎる状態が続くと血管壁にたまってしまい、動脈硬化(血管のしなやかさが保たれていない状態)を進めるきっかけとなります。

  • コレステロール値というと生活習慣や肥満などが原因のイメージがありますが、実は女性ホルモンとも関わりの深い数値であること、知っていますか?


  • 女性ホルモンとコレステロール値との関係

  • 閉経期以降では、女性ホルモン(エストロゲン)分泌が低下します。エストロゲンは身体の健康維持の働きとして、LDL-コレステロール低下作用を持っています。

  • 加えて、閉経前は卵子が育つと発育のためにLDL-コレステロールを消費していますが、閉経後は生殖器でのLDL-コレステロール消費が減少します。

  • そのために閉経後は、LDL-コレステロール値が高くなりやすい傾向にあるのです。


  • 女性ホルモンを補う食事について

  • コレステロール値の上昇予防のためには、女性ホルモンを補う食事が大切です。

  • 女性ホルモンと似た働きをする成分として、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンがあります。

  • この大豆イソフラボンから、女性ホルモンに似た成分に変換することを助ける腸内細菌を多くの人が持っているのですが、実は5人に1人ほどしか働いていないことがわかってきました。

  • 大豆イソフラボンを有効活用するには、食物繊維やたんぱく質を継続的に摂る食生活が大切で、特別な何かを食べるのではなくバランスが重要なのです。

  • また、余分なコレステロールを排出するには食物繊維の中でも水溶性食物繊維が重要ですが、これはトマト、アボカド、果物、海藻などに多く含まれます。


  • 大豆製品から女性ホルモンに似た成分に変換できる方の食傾向

  • 【短期的な食事】

  • 緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、根菜、きのこ、納豆、穀類を食べている

  • 【長期的な食事】

  • 根菜、きのこ、野菜類、油ののった魚(青魚)、肉類(赤身)、大豆食品、和菓子、せんべいを食べている


  • 【参考文献】

    1. 日本女性心身医学会 http://www.jspog.com/general/details_25.html
    2. 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-072.html
    3. Remi Yoshikata, MD, PhD, Yoko Ishigaki, Khin Z. Myint, MBBS, MHS.Dietary and lifestyle habits, intestinal microflora and equol producer phenotype in postmenopausal Japanese women, (April 12-14) https://www.longdom.org/proceedings/dietary-and-lifestyle-habits-intestinal-microflora-and-equol-producer-phenotype-in-postmenopausal-japanese-women-41660.html
    4. 初版 基礎からわかる女性内分泌(2016)

  • 「サーモンのポキサラダ丼」のレシピ

  • 材料

    • 玄米ご飯:120g
    • サーモン刺身用:50gくらい
    • アボカド:1/2個
    • ミニトマト:3個
    • ベビーリーフ:1/2袋
    • アーモンド:3粒
    • Aポン酢醤油:大さじ1
    • Aごま油(orアマニ油など):小さじ1
  •  

  • 作り方

    1. サーモンは食べやすいサイズの角切り、アボカドは1cm角切り、ミニトマトは8等分に切る。ベビーリーフは洗って水けを切っておく。アーモンドは粗めに刻む。 
    2. ボウル(丼)に玄米ご飯を盛る。ご飯の上に1の食材を乗せる。Aを混ぜたタレをかけ、完成。

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【管理栄養士】湯本渉

■ミオ・ファティリティ・クリニックに勤務し、不妊外来、産婦人科外来において栄養相談を行う。特に高齢妊娠や高齢出産に向けての食事の不安や悩みに向き合うことが多く専門とする。 ■株式会社たべかたのVISIONに賛同し、パートナー管理栄養士となる。

・このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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