【体験談】パートナーと乗り越えたい「妻だけED」のリアルな声

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みなさんは「妻だけED」という言葉を聞いたことはありますか?その言葉の通り、妻にだけED(勃起障害)の症状が起きる状態をこのように呼びます。

妻以外の女性や写真・映像などでは性的興奮が起きるのに、妻とのセックスの時にだけ勃起しないという男性がいることが話題になっています。

この症状は男性側だけでなく妻である女性にとっても、大きな問題です。

自分の魅力がなくなってしまった、浮気をしているのではないか……と悩み、夫婦問題に発展してしまうケースもあるようです。

TRULYでは「妻だけED」に悩んでいる男性にアンケートを実施し、体験者のリアルな声を集めました。経験者の実体験を通して、「妻だけED」を夫婦としてどのように乗り越えていったらいいのか考えてみましょう。

目次

ケース1:性的な部分以外で妻には不満がないので何も対策していません(57歳)

こちらの男性に「妻だけED」の症状が出始めたのは40代半ば歳の頃。思い当たるようなきっかけはなかったとのことです。

妻は「ちょっと、調子悪いのかな?疲れているのかな?」という反応だったそうです。性欲自体はあるため、セルフプレジャーで解消しているのだとか。

性的な部分以外で、妻に不満はなく夫婦仲も良好、EDへの対策も特にはしていないとのこと。

ケース2:マンネリが原因 妻にも積極的になってほしい (58歳)

原因はマンネリですね」と話すこちらの男性に症状が現れたのは53歳の頃。もともと妻はセックス自体を好きではなかったので、EDの症状が出ても気にしていない様子だったとのこと。

性欲の解消は自分で行っているということですが、「もっと妻に性的に積極的になってほしいんですよね」と本音も語ってくれました。

ケース3 夫婦仲は良好ですが、セックスは諦めています (57歳)

15年ほど前から「妻だけED」の症状が続いているというこちらの男性。元々、妻がセックス嫌いだったこと、子供の誕生、男性自身の病気などが重なったことがきっかけかもしれないと話します。

「妻だけED」の症状については「もう諦めています。セックスしなくても仲はいいですよ」と語り、対策はしていないとのことでした。

経験者の皆さんからのコメント

「妻だけED」経験者の皆さんから、下記のようなコメントがありました。妻だけEDに悩んでいる人にとって、参考になるかも知れません。

・長く一緒にいるとある程度仕方ないから悩まず、受け入れましょう

・「妻だけED」、そういう人は多いと思いますよ。できれば、夫婦で話し合えるといいですね

気負わない・気にしないセックスが夫婦関係の全てではないように気持ちを持っていきましょう

「妻だけED」を感じながらも、夫婦で納得されているのであれば問題はないように見受けられます。夫婦仲が良好かどうかが、重要なポイントです。

夫婦の形は人それぞれですから、「妻だけED」があったとしても自分を責めずに、お互いが心地よいと思う夫婦関係を見つけられるといいですね。

妻だけEDは精神的な問題が原因のことも

「妻だけED」の原因のひとつに、ストレスなどの精神的な問題があります。精神的な問題によって、神経の性的な興奮がうまくペニスに伝わらないために起こるEDです。

一度うまくいかないと、「またうまくいかないのではないか」と不安になり、EDを悪化させることもあります。

「妻だけED」はこうした精神的な問題が大きな要因のひとつと考えられています。

また、出産・育児を経て妻から母親として家庭での役割が変わったこと、長年一緒にいて異性としての魅力が感じにくくなったことなどきっかけとなることが多いようです。

カウンセリングやEDの治療も選択肢のひとつ

今回アンケートでは全員が、「妻だけED」の症状に対しては諦めているというお答えでした。しかし「妻だけED」はセックスレス、そして離婚へとつながってしまう可能性があります。

まずはお互いの本音を知るためにコミュニケーションを取りましょう。普段のスキンシップを増やすことも効果的かもしれません。セックスの場所や流れに変化をつけることで改善することもあります。

夫婦で色々と対策してみても改善しない場合は、専門家との夫婦カウンセリングや薬によるED治療が必要なこともありあます。泌尿器科やED専門外来などで相談してみましょう。

できれば、今回ご紹介した「妻だけED」のことを、ぜひパートナーと話してみてください。お互いに普段感じていることを伝え、夫婦関係をアップデートする機会にできるといいですね。

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この記事を書いた人

東衣里のアバター 東衣里 【助産師・看護師】

助産師として大学病院産科病棟・外来にて勤務。
その後、大手百貨店で妊娠・出産・育児を中心とした相談業務を担当。また、都内複数の区からの委託を受け、こんにちは赤ちゃん訪問(出産後の新生児訪問)にも従事。
現在はTRULYにて、チャット相談業務や記事執筆などを担当。
地方に移住して、リモートワークという形で仕事とプライベートの両立を実現。
自身も、働く女性・一児の母として、困っている女性の気持ちに寄り添った、実現可能なアドバイスを心がけている。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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