【体験談】薄毛、うねり、パサつき、湿疹…更年期に増える頭髪トラブルとは?

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これから寒さが厳しくなるなか、心配なのは乾燥が引き起こすさまざまなトラブル。ダメージを受けやすい肌はもちろんのこと、髪や頭皮にも大きな影響を及ぼします。それに加えて、更年期の女性たちは女性ホルモンの減少や加齢による変化も重なってしまうため、いままで以上に髪や頭皮の悩みを抱えてしまう人も多いはずです。

そこでTRULYでは、40歳以上の女性を対象に、頭髪トラブルに関するアンケートを実施しました。実際の症例や対処法、オススメのヘアケア商品などについて、ご紹介したいと思います。

目次

ケース1 ホットフラッシュで頭皮に炎症(54歳・女性の場合)

更年期に入ったことがきっかけで、髪質や頭皮が変わってしまったと話す50代の女性。ホットフラッシュによる汗が原因で、頭皮に炎症が起きてしまったことがあるのだとか。炎症に関しては、皮膚科で塗り薬を処方されており、現在治療をしている最中だそうです。

そのほか、大きな悩みとなっているのが髪の毛のうねり。40代から髪の毛のうねりを感じている人は意外と多く、アンケートでも「うねりでうまくスタイリングできない」「髪がうねって広がってしまう」といった声が上がりました。うねりの原因とされているのは、頭皮の老化による毛穴のゆがみや水分不足など。以前にはなかった髪のうねりを感じるようになったら、頭皮の環境を整えることから始めるのが効果的のようです。

頭髪のトラブルを抱えている方へアドバイス

更年期になると肌質も変わるように、髪の毛も変化するので、それに合わせて対応する必要があると思います。私の場合は、保湿系のシャンプーとオイルを使い、髪のツヤをアップさせることで、いまのところは少し改善されています。頭皮に症状がある場合は、皮膚科に行くのがオススメです。

ケース2 加速する薄毛とボリューム不足(42歳・女性の場合)

こちらの女性はまだ更年期ではないものの、35歳くらいから徐々に変化を感じるようになり、現在は薄毛と髪のボリューム不足に悩まされていると明かします。回答者のなかにも、30代後半から40代前半くらいから髪の悩みが増えたと答えている人は多く見受けられました。年齢とともに低下する女性ホルモンによってヘアサイクルが変化することもありますが、そのほかに生活習慣の乱れやストレス、睡眠不足など、さまざまな原因があると言われています。

髪にコシがなくなってしまったことで、分け目が目立つのが気になっていたこちらの女性は、シャンプーとコンディショナーにボリュームアップ用のシリーズ、ケアには生薬配合の薬用育毛エッセンスを使っているのだそう。その結果、以前よりもつむじや分け目が少し目立たなくなってきたと感じてると言います。

頭髪のトラブルを抱えている方へアドバイス

年々、髪の毛の質や量の変化を感じてはいますが、まずは年齢のせいにして諦めないことです! 薄毛も自分に合うヘアケア商品と出会えれば改善できるので、いろいろと試してみましょう。

ケース3 更年期でハリとコシがなくなった(52歳・女性の場合)

髪や頭皮にさまざまな悩みがあると打ち明けるこちらの女性。10代の頃から髪のパサつきなどの問題を抱えていたそうですが、更年期に差しかかってからは髪質がさらに変化してきたのだとか。具体的には、「ハリとコシがなくなった」「髪が細くなった」「ボリュームがなくなった」など。さらに、頭皮が乾燥し、湿疹ができるようになったと言います。

これまでに医療機関の診察を受けたことはなく、なるべく髪によさそうなものを食べるようにしたり、ボリュームアップ用のシャンプーとリンスを使ったりして対策。現時点では、自分なりの方法を試しながら、様子を見ている段階だそうです。

頭髪のトラブルを抱えている方へアドバイス

偏食には気を付けること。あとは、女性ホルモンバランスがよくなる食生活や髪の毛のもととなるタンパク質をなるべく多く摂取することなどが大事なので、普段食べるものから注意するようにしましょう。

そのほかに上がった悩みとしては、頭皮のベタつき、臭い、フケ、かゆみ、抜け毛、白髪など。回答者のなかには、スカルプケアに特化したシャンプーやコンディショナーを使っている方や薬用育毛剤でのマッサージ、オーガニックヘアオイルなどを日常的に使いながら、それぞれの悩みに合った商品を自分で探している人が多く見られました。ただ、症状がひどい場合は、セルフケアに頼るのではなく、早めに皮膚科や頭髪外来などの医療機関を訪ねることをオススメします。髪の毛や頭皮の状態は、見た目の印象を大きく左右するだけに、いつまでも美髪を保てるように意識を高めましょう!

この記事を監修した専門家

監修助産師/看護師

東衣里


助産師として大学病院産科病棟・外来にて勤務。その後、大手百貨店で妊娠・出産・育児を中心とした相談業務を担当。また、都内複数の区からの委託を受け、こんにちは赤ちゃん訪問(出産後の新生児訪問)にも従事。

現在はTRULYにて、チャット相談業務や記事執筆などを担当。地方へ移住して、リモートワークという形で仕事とプライベートを両立。自身も、働く女性・一児の母として、困っている女性の気持ちに寄り添った、実現可能なアドバイスを心がけている。

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この記事を書いた人

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