【友達・家族・同僚】更年期の相談相手みんなはどうしてる?

体験談 更年期の相談誰にしてる?
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更年期になると女性ホルモンのバランスが崩れて、ホットフラッシュや肩こりなどの体の症状、さらに気分の落ち込みやイライラなどの心の症状が現れやすくなります。

こうした症状を抱えながら忙しい毎日を送らなくてはならないのが、更年期世代です。自分の悩みを誰かに相談できれば、負担が少しでも軽くなるかもしれません。

でも気軽に話せる内容ではないので、誰に相談したらいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は更年期世代の朋子さん(仮名・52歳)に、更年期の相談相手についてのリアルな体験談をお聞きしました。

目次

【50代職場の友達】更年期のいちばんの相談相手

朋子さんが更年期の症状を感じ始めたのは何歳くらいの時ですか?

朋子さん

7年前くらいからです。

寝汗をびっしょりかくようになって、眠れなくなりました。イライラもひどくなりましたね。

あとは生理が重くなったり軽くなったり、生理前の体調不良もひどく感じるようになりました。

体調もメンタルも調子が崩れるというのはつらいですよね。

こうした更年期症状の悩みを相談していたのが、職場のお友達だとか。

朋子さん

はい。4歳年上の職場の友人です。

その方に相談しようと思ったきっかけがあったのでしょうか?

朋子さん

私が本格的に更年期に入る前から、彼女自身が更年期のことをよく話していたのを聞いていました。

同じ経験をしている人がお友達というのは心強いものですね。

朋子さん

そうですね。更年期の不調や家族のこととか、共通する悩みも結構多くて、自分だけじゃないんだと話していると安心できます。

それに病院の情報なんかも聞くことができました。

分かってくれなさそうな男性や若い世代には言い出しにくい

それでは逆に更年期の悩みを相談したくないと感じる人はどんな人ですか?

朋子さん

まだ更年期になっていない世代の人や男性です。

まず共感できないと思いますし、自分が悩んでいて精神的につらい時に理解してもらえないと、余計に気持ちが落ち込んでしまいそうなので。

そうですよね。理解のある若い世代や男性もいるとは思いますが、更年期のさなかでつらい時にあえて相談してみようとはならなさそうですよね。

もし朋子さんが相談される立場になるとしたら、どんな風に接したいと思いますか?

朋子さん

まず自分の体験談を話します。

「自分だけじゃない、みんなが通る道だ」と知ることで、私はとても安心できたので。

婦人科での更年期の相談は敷居が高い?

更年期の相談は婦人科でもできるのですが、病院で相談することについてはどんな風に感じますか?

朋子さん

うーん、婦人科で更年期の相談をしたいと思ってはいますが、他の人よりたいしたことないのに病院へ行ってもいいものなのかと考えてしまい尻込みしてしまいます。

婦人科受診って敷居が高く感じてしまいがちですが、「更年期かも」くらいの段階から相談することで、ホルモンバランスを整えるためのケアや治療についてアドバイスを受けることができるんですよ。

朋子さん

意外と気軽に受診していいものなんですね。

そうなんです。ぜひ婦人科も更年期の相談先として覚えておいていただきたいです。

最後に更年期の悩みを誰に相談したらいいかわからない人にアドバイスがあればお願いします。

朋子さん

更年期で悩んでいるのは自分だけではないので、同年代の方や少し年上の女性に話してみるといいと思います。

身近に同じような悩みを経験している人がいるのは大げさではなく心の支えになりますよ。

ありがとうございました!

更年期を楽にする「相談」

更年期の心身の悩みはなかなか打ち明けづらいものですよね。

でも女性の誰もが通過する更年期同じような悩みを抱えている人があなたの近くにもきっといるはずです。

相談することで気持ちが楽になったり、対処方法や受診について情報が得られたりと、更年期の悩みを解決する第一歩になるかもしれません。

また、更年期症状・更年期障害をどうにかしたいと思った時には婦人科の受診が解決への近道です。婦人科医師などの専門家もぜひ相談相手のひとりとして考えてみて下さいね。

※本記事は実際の体験談をもとに構成・編集しております。

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この記事を書いた人

東衣里のアバター 東衣里 【助産師・看護師】

助産師として大学病院産科病棟・外来にて勤務。
その後、大手百貨店で妊娠・出産・育児を中心とした相談業務を担当。また、都内複数の区からの委託を受け、こんにちは赤ちゃん訪問(出産後の新生児訪問)にも従事。
現在はTRULYにて、チャット相談業務や記事執筆などを担当。
地方に移住して、リモートワークという形で仕事とプライベートの両立を実現。
自身も、働く女性・一児の母として、困っている女性の気持ちに寄り添った、実現可能なアドバイスを心がけている。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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