美容医療で、ナチュラルな美しさを保つエイジングケア

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「お肌のお手入れの一つとして、美容医療を取り入れている。」

そんな女性も増えてきたのではないでしょうか?

美容医療のメニューとして、お手軽で確実な効果が得られるものが増え、特別な事ではなくなってきています。

ボトックスやフォトフェイシャルなど、興味を持っていてもまだ実践できていない人、必見!渡海先生が、ご自身が実践されているケアを教えてくれました。

目次

Q.普段キレイを保つために、何をやられていますか?

フラメンコ、ダンス、ストレッチで体を動かし、美しい姿勢を保つこと。

肝斑の予防薬を服用すること。

LEP製剤※1の服用で肌と心身のコンディションをよい状態に保つこと。

2ヶ月に1回程度のIPL※2を当てること。

歯のホワイトニングをすること。

眉間のシワはいらないので、自分でボトックスの注射を打つことです。

※1:Low does Estrogen Progestin 月経困難症の治療や子宮内膜症の予防などを目的に用いる薬剤で、ピルよりもエストロゲンが少ない低用量化されています。

※2:IPL(Intense Pulsed Light)という光を肌に照射することで、シミやそばかす、肌のくすみ、ニキビ跡といったあらゆる肌の悩みを改善する美肌治療。

Q.美容医療も含めて、たくさんのことをやられますね!それぞれ、始めたのはいつぐらいからですか?どれくらいの頻度で行っていますか?

歯のホワイトニングとIPLは30歳から。

肝斑の治療薬は休薬を入れながら35歳くらいから。

ボトックス とLEP製剤は40歳からです。

歯以外の施術は、自分が患者さんに行なっていることと同じです。

Q.始めたきかっけや、どのような美しさを目指していますか?

女性の印象は、肌と歯の美しさが重要だと思うからです。

また、年齢を重ねることをポジティブに捉えたかったから。

あまり作り込んだような無理な若さ美しさは好きではないので、ナチュラルに近いことだけをしようと思いました。

Q.「ボトックス」など興味があっても、なかなか実践できない人も多いと思います。身体の仕組みなどをふまえて、何が良いポイントかを教えてください。

ボトックスは表情筋を緩める施術で、眉間に代表されるネガティヴなシワは筋肉を弛緩させることで改善できます。注射のポイント、量などにコツがあり、施術者の腕により出来上がりに差が出ます。

IPLは、メラニンやヘモグロビンの色素に吸収され、それらを含む細胞を熱エネルギーで分解する性質があります。そのため、シミやそばかす、くすみといった色素沈着や赤ら顔、赤いニキビ跡のような色ムラを軽減します。

また、熱により真皮層が刺激され、コラーゲンの生成が活性化するので肌に弾力が生まれ、小ジワや毛穴の開きを改善します。ダウンタイムがほぼなく、一般的にレーザーよりも気軽に行えます。

歯のホワイトニングはマウスピースを作り、気がむいたときにホームホワイトニングをする程度です。

踊ることは幼少時からやっていましたので、駆け出しの医者のころは多忙ですっかり離れてしまっていたのですが、再開できたのはメンタルヘルスにもとてもよいことでした。

Q.先生ご自身としては、どんないい効果がありましたか? 

10年前の自分より、いい状態でいられることはいろいろな意味で自信がもてます。人生をポジティヴに謳歌できます。

Q.様々なエイジングケアがある中で、先生が実践する時に大切にしている事を教えてください。

見かけのことばかりに囚われ、ビジネスの立場から勧められるままに美容のモンスターになるのは魅力的な女性の生き方とは言えないと思います。

自分にとって快適で幸せであることを基準に、信頼できるかかりつけ医を持ち、お金の使い方にもしっかり軸を持ちながら選んでいくことが大事かと思います。

私がやっていることは、時間的経済的に無理なく、普通の女性ができる範囲のことだと思いますので、そのまま真似していただいてよいと思います。

Q.先生のご専門から、女性に普段から意識していただきたい事柄がありましたら教えてください。

専門は乳腺外科ですが、ホルモンの動向を含め、女性のライフサイクルを常に考えなければなりません。若いうちから、ビジネスの観点から流される美容、アンチエイジングなどの情報に踊らされることなく、医学的に根拠のあるしっかりとした情報をもとに行動することが大事かと思います。

お話をうかがった先生

監修

渡海由貴子先生

医学博士
日本外科学会 専門医
日本乳癌学会 専門医
マンモグラフィ精度管理中央委員会読影 認定医

長崎大学医学部卒業。 乳腺外科を中心に外科医として研鑽を積む。 長崎では数少ない乳腺専門医を取得し、乳癌検診、乳癌術後の化学療法、ホルモン療法に力を入れ、診断、手術、薬物療法までオールラウンドの乳腺エキスパートとして活躍中。

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この記事を書いた人

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