【体験談】更年期でつらいとき、どうやって気分転換していましたか?

記事更新日: 2020/10/11 TRULY編集部

【ライター】志村昌美

  • 「閉経の前後5年間」と定義されている更年期。必ず終わりはやってくるものとわかってはいても、その渦中にいると、さまざまな症状に見舞われてしまい、気分が落ち込みがちになる人も多いはず。とはいえ、そんな状況のなかでも、うまく気分転換を図りたいですよね?


  • そこでTRULYでは、更年期を経験した女性たちにアンケートを実施。「更年期に気分が落ち込んだ経験はありますか?」という問いに大半の女性が「はい」と答えるなか、「更年期における楽しみ方」について生の声とアドバイスを集めてみることにしました。


  • ケース1「映画、本、音楽で気分を上げる」

  • 現在48歳の女性も、更年期では気分が落ち込んでしまった一人。そんなときに自分を元気にしてくれたのは、「好きな音楽を聞いたり、好きな俳優のドラマや映画を観たりすることだった」と話します。泣いたり笑ったりすることで、スッキリした気分を味わっていたそうです。


  • 更年期で気分が落ち込む方へアドバイス

  • あまり考えすぎると余計にイライラしてしまうと思うので、身体の不調は病院に相談。そして、気持ちの不調は自分の好きなことをしながら気分転換してみてください!


  • アンケートでもいろんな女性たちから、更年期のときにオススメの作品がいくつか挙がったので、ぜひ参考にしてみてください。


  • 「泣けるのは、ドラマ『白夜行』、映画では『くちびるに歌を』や『クローズド・ノート』で、笑えるのは、ドラマ『コンフィデンスマンJP』や『今日から俺は!!』『銀魂』などです。あと、ちょっとバカバカしいバラエティ番組でも笑ってストレス発散できますよ。音楽は、自分の青春時代を過ごした曲を聞いて“涙活”していました」(48歳・女性)


  • 「音楽は米津玄師さん、映画は『007』シリーズや『ミッション:インポッシブル』シリーズといったアクション映画で気分転換。あとは、こんまりさんの片づけの本を読んでいました」(49歳・女性)


  • 「辻村深月さんの『ツナグ』は、複雑ではありますが、温もりを感じることができました」(47歳・女性)


  • 「竹内まりやさんの『元気をだして』は、しみじみと心に響いて、前向きになることができました。好きな歌手のライブに行くのもオススメですよ」(55歳・女性)


  • ケース2「体を動かして気分転換」

  • 「更年期をきっかけに、ヨガを始めました」と話すのは、46歳の女性。お寺で行うヨガだったことも興味をもった理由のようですが、本堂の静寂で厳かな雰囲気に心が落ち着つくのを感じられたそうです。更年期の悩みや忙しい日常を忘れられるような環境に身を置いてみるというのも、気持ちを静めるのにはいいのかもしれませんね。


  • 更年期で気分が落ち込む方へアドバイス

  • 私はヨガを始めてから、心も体も軽やかになるのを感じることができました。更年期で落ち込んでいるときに必要なのは、自分を見直す時間。そのほかにも、朝早く起きて紅茶を飲んでみたり、時間を忘れて静かな世界に引き込まれるような感覚になれるヒーリングミュージックを聞いたりするのもいいですよ。


  • ヨガ以外には、「ウォーキング」「家での筋トレやストレッチ」「エアロビ」「水泳」など、体を動かして気分転換をしていたという声がたくさん見られました。実際、女医として活躍されている方の多くが忙しいなかでも運動は欠かさずにしているようなので、少しでも体を動かすことは大事なのかもしれませんね。運動が苦手だという人も、近所の散歩といった無理なくできるところから始めてみては?


  • ケース3「家族や友人と過ごす」

  • 62歳になる女性は、「更年期のときにはつまらないことでイライラしたり、人に八つ当たりしてしまったりして、申し訳なかったと感じています」と打ち明けます。そんななかで、支えとなっていたのは、家族や友達の存在。「誰にでもこういうことってあるよ」と友達が声をかけてくれたそうですが、同じ思いを経験している人とつらさを共有することで楽になったという人も多数いました。


  • 更年期で気分が落ち込む方へアドバイス

  • 一人で悩みを抱え込んでしまうのではなく、声を上げてください。そして、自己否定はしないでくださいね。いつか落ち込みは終わりますから。思いつめないことが一番だと思います。


  • そのほかにも、「友達と小旅行に出かけた」「愛犬との散歩で癒された」「森林浴や温泉に行ってみた」「プチ贅沢で高めのスイーツやコスメを買った」といったいろんな回答がありました。気分が沈みがちだと感じるときは、ごちゃごちゃと考えるのは一旦やめて、家族や友達を誘って外出してみるのがよさそうです。


  • アンケートでは、みなさんそれぞれの方法で更年期を乗り越えてきたことがわかりました。つらくなっても、「自分は一人ではない」「いつか終わりが来る」ということを忘れず、自分なりの気分転換方法を見つけて、更年期でも楽しく過ごせるように心がけましょう!


ライタープロフィール

【ライター】志村昌美

大学卒業後、イタリア留学を経て映画宣伝会社に就職。洋画や邦画の宣伝業務に従事する。その後、ワーキングホリデーでイギリスへ渡った際、ライターに転向。現在は映画監督や俳優のインタビュー、映画評、海外のエンタメ情報などを中心にWEBや雑誌で執筆中。そんななか、TRULYとの出会いをきっかけに更年期やヘルスケアへの関心が高まり、医師のインタビューやアンケート記事の監修に携わるようになる。

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