「ただの疲れだと思っていたのに…」男性更年期と言われた瞬間のリアルな本音

“男性更年期”という言葉を耳にする機会が増えましたが、実際に自分自身が「更年期では?」と指摘されたとき、男性たちはどう感じるのでしょうか?
「ショックだった」「否定したくなった」という声がある一方で、それがきっかけで自分自身と向き合うことができたという人もいます。
今回は、40代・50代の男性へのアンケート結果から、男性更年期と言われた瞬間のリアルな感情とその後の変化を探ります。
妻や周囲の人からの指摘…突然突きつけられる現実
40代・50代男性を対象にしたTRULY独自アンケートで最も多かったのは、妻や家族からの「男性更年期ではないか」という指摘でした。

48歳の博之さん(仮名)が「男性更年期」という言葉を突きつけられたのは、ある夜のことでした。
博之さん自分だけやたら暑がっていたんです。部屋は寒いのに。妻に「もしかして更年期じゃない?」って言われて、最初は少し苛立ちました。でも、客観的に見たらそうなのかもって。
職場で思わぬ形で気づかされるケースもありました。



イライラしていて、つい相手を叱ったときに、「更年期では?」と言われてショックでした。
女性更年期に比べて、認知度がまだ低い男性更年期。そのため、指摘されたときに驚きやショックを受ける男性は珍しくありません。
「ただの疲れ」から「男性更年期」への確信
更年期を指摘される前から「疲れやすい」「だるい」「イライラする」といった症状を感じていた男性は多いものの、それを“男性更年期障害”と結びつけるにはきっかけが必要でした。
博之さんは、男性更年期について指摘される以前から体の変化を感じていたといいます。



疲れ、イライラ、不眠がずっと続いていました。ただの疲れなら少し頑張れば動けるのに、全く動けなかったときがあって。そのときに、更年期を少し意識し始めました。
その後も、体調の変化を感じたといいます。



疲れが慢性化していて、マッサージや入浴でもリカバリーできなくなってきて……年齢とともに体が変わってきたなと気づきました。
多くの男性が「回復力の低下」を実感したときに、“更年期”という言葉を現実として受け止め始めています。気力だけではどうにもならない体の変化に直面しているのです。


男性更年期を「否定したい」から「受け入れる」までの葛藤


“男性更年期”と言われた瞬間の感情は人によってそれぞれ。博之さんは最初こそ苛立ちを感じたものの、その後は少しずつ現実を受け入れていったといいます。



更年期を指摘されて、最初は否定したくなりました。そういう風に見られるのは嫌でした。でも、更年期によって起こる症状と自分の年齢を考えてみたら、あり得ることだと納得できたんです。
少しずつ受け入れることで、不調の要因が分かり、気持ちが楽になっていったといいます。



疲れを溜めないように睡眠をしっかり取るようにしました。あと、ジョギングを軽めにやるようにしました。
どう伝えれば傷つけない?「男性更年期」への周囲のサポートや言葉かけ
男性が素直に“更年期”を受け入れるためには、周囲の伝え方が非常に重要です。博之さんは、妻からの言葉のかけ方について、こう振り返ります。



妻が心配してくれているのが伝わってきたから、まだ素直に聞けたと思います。
職場の同僚から指摘されたときも、何気ない配慮を感じたそうです。



他の人に聞かれないようにこっそりと言ってもらえたから、まだ良かったです。
「年齢のせい」「イライラしている」と責めるのではなく、「誰にでも起こること」「心配している」というスタンスで伝えることが、男性の心を開く鍵になります。また、体調面に関する話題はオープンにしづらいため、プライバシーへの配慮も重要です。


更年期を「受け入れる」ことがこれからの人生を健やかにする第一歩


男性更年期は決して恥ずかしいことではありません。40代・50代の男性なら誰にでも起こり得る、ごく自然な体の変化。まずは「そういう時期なのかもしれない」と自分自身を少しずつ労ってみてください。
もし不調によるつらさを感じているなら、信頼できる家族や友人に話してみることが、気持ちを楽にする一番の近道です。更年期症状が気になる場合は、泌尿器科や男性更年期外来へ相談することも改善策の一つになります。
「受け入れることが第一歩」博之さんの言葉は、今まさに疲れやイライラなどに戸惑っている男性たちへの、何よりのエールではないでしょうか。
※本記事は実際の体験談をもとに構成・編集しております。



















