「50代なのに性欲が強い」セックスだけが解決法ではないかも!?

更年期女性の性欲問題 セックスレスの場合どうすればいい? 
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更年期世代になると、パートナーへの接し方や仕事での人間関係などにおいて、20代や30代の頃とは違った悩みが増えてきませんか? 

プライベートな内容は、家族や友人にも打ち明けられないこともあるため、TRULYのチャット相談にはさまざまな人間関係の悩みが多数寄せられています。

そこで、1999年にAV女優を引退して以来、男女コミュニケーション心理士やセックスレス予防アドバイザーとして活躍している小室友里さんに読者からのリアルな相談にお答えいただきました。

寄せられた相談

 

もう50代なのに、自分の性欲が強いことに悩んでいます。
夫とはセックスレスで、今さら私から求めることもできず……。
同じ世代の女性でこんな風に自分の性欲のことで悩んでいる人っているんでしょうか?いるとしたらみなさんどんな風に対処しているのか知りたいです。
恥ずかしくて誰にも聞けずにいます。(52歳 女性)

目次

「誰にも言えない」なら情報を取りに行く!

こちら女性にとって一番の悩みは、「この話を誰にも言えないことだと思います。

周りに相談する人もいないとなると、行動を起こすこともなかなか難しくなりますからね。ちなみに、同じような悩みを持っている方が多いという話は、ほかのカウンセラーさんや女性用風俗のセラピストさんからもよく聞きます。

では、こういうときはどうしたらいいかというと、まずは情報を取りにいくこと。それはご自身がどういう選択をするかを決めるうえで、とても大事なことだと思います。

セックスレス解消のカギは相手の意見を聞くこと

性欲については個人差がかなりありますが、年齢を重ねるにつれて、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが変わり、前よりも強くなっているように感じる方もいるようです。

この方はご結婚されているので、倫理的に考えれば、自分の性欲を一緒に解消してくれるのは配偶者ですが、いまはそこにも蓋をされているような状態。そうなるとかなり厳しいですが、セックスレスを解消したいのであれば、まずは、自分の気持ちを正直に話す必要がありますね。

ただ、そのときに気を付けて欲しいのが、受け取る側の気持ちを忘れないこと。「何でしてくれないの?」と言ってしまうと相手は責められているように感じてしまうので、「私はセックスがない状況を寂しいと思っているけれど、あなたはどう?」というように、必ずパートナーの意見を聞く姿勢を取っていただきたいです。

自分の性欲を《アウトソーシング》してもいい

そのほかの対処法を挙げるとすれば、積極的にご自身でマスターベーションされるとか、婚外パートナーを作るとか、いろいろとありますが、最近は女性用風俗がメディアに取り上げられたりして話題になっていますよね。セックスレスに悩み始める30代半ばから更年期世代の女性が利用されることが多いそうですが、これもいまや“開かれたアウトソース(外部委託)”みたいなものだと思います。

ちなみに、これはあくまでも私が今まで周りから話を聞いてきたうえでの個人的な感覚ですが、性欲が強い女性でパートナーとセックスレスの方は外に相手がいるケースが結構見受けられますね。そのなかでも、振り切っちゃった方は、「何でこんなことで悩んでたんだろう!」と言って楽しそうに生活されていますよ(笑)。

ただ、最初にお話した通り、今回ご相談くださった女性のように、誰にも聞けないくらいの方が行動に移そうと思うのは大変なことかもしれません。

でも、これだけ情報が溢れている世の中ですから、積極的に情報を手にするだけでさまざまな選択肢を手にすることができるはずです。そうするとそれがご自身にとって“お守り”のようになるので、そのときに自分がどうしたいかというのを改めて考えてみるのがいいと思います。

小室友里
タレント
男女コミュニケーション心理士®︎

セクシー女優というキャリアスタートをもつ異色の講演家。ジェンダーサイコロジー(社会的男女心理)を生かした社内コミュニケーションやハラスメント対策研修・セミナー、逆境を乗り越えた女性の生き方講演会を全国で開催中。

 https://x.com/yuriwan0728

  https://www.instagram.com/komuroyuri_official/

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この記事を書いた人

志村昌美のアバター 志村昌美 【ライター】

大学卒業後、イタリア留学を経て映画宣伝会社に就職。
洋画や邦画の宣伝業務に従事する。その後、ワーキングホリデーでイギリスへ渡った際、ライターに転向。現在は映画監督や俳優のインタビュー、映画評、海外のエンタメ情報などを中心にWEBや雑誌で執筆中。
そんななか、TRULYとの出会いをきっかけに更年期やヘルスケアへの関心が高まり、医師のインタビューやアンケート記事の監修に携わるようになる。

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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