ウェルネスコーチが教える!更年期の生活習慣、もっと水を飲もう!
更年期の時期は女性ホルモンの変化により身体と心がいつもと違うと感じる時期。また、この時期の女性は、社会、コミュニティー、家庭と多方面で重要な役割を果たしている故によりストレスがかかっているかもしれません。更年期かもと感じたら、一度立ち止まって自分の心と身体に向き合ってみませんか。
更年期に身につけておきたい生活習慣のひとつ
「水分摂取」に注目しましょう。
私たちの体の60%は水分。水分があってこそ私たちの身体の細胞、組織、臓器はスムーズにその役目を果たせるわけです。例えば、水分不足が起こると便秘、頭痛、膀胱炎などいろいろな身体の不調や病気を招きます。深刻な水不足は脱水症、心筋梗塞、脳梗塞など命に関わることにもつながっていきます。水分は身体が機能するためには必要不可欠なのです。
厚労省は「健康のために水を飲もう」と推進しています。身体に必要な水分量2.5リットルを目安にして、その水分量のうち食べ物から1リットル、代謝物として0.3リットルが摂られるので、飲む水分として1.2リットルの水分摂取を推奨しています。
ただし、食生活でお味噌汁を飲んだり、水分を多く含んだものを食べていないようであればもう少し飲み物としての水分摂取が必要になります。アメリカでは食生活の違いもあるので1.5ー2リットルくらいの水分摂取を推奨しています。ひとりひとり身体のサイズ、食生活、ライフスタイル、運動量などによって必要な水分量というのは変わっていきます。自分の食生活、運動、気温などを考慮して必要があれば飲む水分量を調整してみましょう。身体に十分な水分が採れていれば尿の色が薄い黄色から透明であるはずです。
「明日から1.5リットル目指してお水を飲もう!」と思ったら、忘れていけないのがゴールや方法をもっと具体化することです。
ゴールの設定
ゴールは「1.5リットルの水を飲む。」でも良いですし、もっと具体的に「職場で1リットルの水を飲む」「食事の合間に1杯の水を飲む」という設定もできます。自分の水分不足量や飲めないタイミングなどを考えて自分のゴールを設定しましょう。
方法
具体的にどうするかを考える時にいつどのくらい飲むのか? 何を使って飲む?(コップ、ウォーターボトル、)どこから水を得るのか?(買うのか、家から水を持っていくのか?)どんな水分が好きか?(水を飲みたくない時は何を飲む?ノンカフェインであれば炭酸水、麦茶、ハーブ茶などもOK。)リマインドが必要か?といったことを考えてみましょう。
ゴール達成のための具体的な方法例
- 仕事用のウォーターボトルを買う。
- 朝コップ2杯水を飲む。(朝コップ1杯しか飲んでなかったけどもう1杯足してみよう。)
- 食事の前にコップ1杯の水を飲む。 (夕ご飯を作る始める前に水を1杯飲む。
- ウォーターボトルを持って行って仕事時間には飲み終えている。
- 寝る前にお水1杯を飲む。
- 家に帰ったらまず水を1杯飲む。
- 家を出る前に必ず水を1杯飲む。
- 水に飽きてしまうからレモンウォーターを準備しておく。
同じゴール「1.5リットルの水分摂取」でも、人それぞれ違った方法でゴールを目指していきます。具体的であればあるほど実行に結びつきやすいので、自分に1番あう方法を見つけて試してみてください。
生活習慣はあなたの行動によってしか変わりません。あなたの小さな一歩が生活習慣を変化させて、より健康でハッピーな自分に導いてくれます。今よりも健康でハッピーな自分をイメージして、まずは意識して水分をとってみませんか?