【質問】肌が粉を吹いたように乾燥し、かゆみがあります。更年期と関係ありますか? 皮膚科を受診したほうが良いですか?

記事更新日: 2020/06/22 TRULY編集部

【監修医師】中村淑子

質問

肌が粉を吹いたように乾燥し、かゆみがあります。更年期と関係ありますか? 皮膚科を受診したほうが良いですか?


回答

更年期に肌の調子が変わってくる理由の一つは、女性ホルモンの減少に伴い皮脂腺や汗腺が萎縮し、その上肌の弾力を保つコラーゲンや水分量が低下してくるからです。汗や皮脂が出にくくなり、水分の少ない角質が体を覆っている状態になります。加えて代謝も落ちてくるため古い角質がはがれにくくなり、乾燥症状がより悪化しやすいのです。そのため、閉経後は肌トラブルが生じやすくなります


皮膚が乾燥することでお肌は粉をふいたような状態になりやすく、さらにかゆみや湿疹などの皮膚炎をおこすこともあります。皮膚のバリア機能が低下しているため、以前は何ともなかった化粧品やほこりでさえ刺激となり、しみたり、ピリピリしたり、かゆくなったりと、肌が敏感に反応してしまいます。こうなるとスキンケアで対処することは難しいので、皮膚科に相談しましょう。 


対策

・肌の乾燥を招く高温で長時間の入浴は避ける

ナイロンタオルなどは使用せず、短時間で手で撫で洗いし、しっかり洗い流す。(泡が皮膚にのっている時間が長いほど乾燥するため)

固形石鹸や低刺激ソープを使う。乾燥部位には石鹸はつけないで洗った方がよい。(入浴しているだけで充分)

・入浴後、肌がしっとりしているうちに乳液や保湿クリームを全身に塗る。(湿っている状態の方が、角質が柔らかく保湿剤の浸透がよいため)

・空気の乾燥には加湿器を利用する。


(C)Adobe Stock

【監修医師】中村淑子

北朝霞メディカルクリニック院長。 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。 順天堂大学非常勤助教。大学病院で7年勤めたのち、美容皮膚科クリニックで研鑽を積み現職。 商品開発アドバイザリーやメディア取材など皮膚科領域で幅広く活動している。

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