【アーユルヴェーダ講師】MAMI
前回、Vol.1では「アーユルヴェーダの治療法と更年期への効果とは?」をテーマに、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダ講師のMAMIさんにアーユルヴェーダの基礎的な知識や治療法などを教えていただきました。そこで、Vol.2では季節が体質に与える影響と冬にぴったりのヨガを動画でご紹介します。
前回の記事で、私たちは「ヴァータ・ピッタ・カパ」という3つの体質(ドーシャ)にわかれるとお話しましたが、これらは季節とも大きな関わりを持っています。たとえば、秋から冬にかけてはヴァータ、冬から春にかけてはカパ、夏から秋にかけてはピッタが乱れやすいと言われています。
ドーシャにはそれぞれ特徴、体質があるとお話しましたが、本来持っているご自身のドーシャが環境や不規則な生活、ストレスなどでバランスが崩れることを「乱れる(アンバランス)」としています。たとえば、ヴァータが乱れていると、気分の変動が強くなって気分が落ち込んでしまう、不安や心配事が増えて不眠になる、痛みをより感じやすくなるなど、普段持っている体質が乱れていきます。
まずは、自分の元々持っているドーシャと、現在のドーシャに変化がないかを知ることです。また、季節の変わり目や季節によってもドーシャが崩れやすいことを理解し、その季節に入るまでに整えておくことが大切です。方法としては、ヨガ、食事法、呼吸法、オイルマッサージ、環境を整えるなどいろいろとあります。自分のドーシャに合った対処法を取り入れること、乱れやすくなっているドーシャを下げる為に今必要なものを取り入れていくことでバランスの良い状態を保つことができます。
いまはヴァータが乱れやすく、風による上向きのエネルギーが強くなりやすいので、まずは地に根付かせる状態を保つことも大事です。風のエネルギー(ヴァータ)を落ち着かせるヨガ動画では下向きのエネルギー(大地)を感じるヨガをご紹介しているので、一つ一つのポーズに意識を向け、体のどこが使われているかに集中しながら行ってみてください。
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【アーユルヴェーダ講師】MAMI
産婦人科で勤務しながら岩手看護専門学校(夜間)の学校を卒業。岩手県立中央病院、小児外科、昭和大学北部病院、救急科にて勤務する。その後、趣味だったヨガを深めたいと思い、ヨガインストラクターの資格を取得。その中で、アーユルヴェーダを知り深く学びたいとアーユルヴェーダ講師資格を取得。2021年1月には、身体と心のケアをより深めていきたいと思い、シータヒーリングプラクティショナーの資格を取得。現在は、パーソナルヨガ、イベント、アーユルヴェーダ養成講座、WS、マッサージ、シータヒーリングなどフリーランスにて活動中。
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